今日は3人一緒♪

今日は旦那さんは休みをとってくれていた。
実は、今日からウチの実家の両親が10日間のヨーロッパ旅行に行ってしまうのだ。
もともと私がいつ退院できるかの目処はハッキリしていなかったものの、ちーちゃんをうちの両親が預かっていられるのは昨日までだったので、次の日である今日についてはとりあえず旦那さんが休んで、運よくこの週のうちに私が退院できればそれまで旦那さんがちーちゃんの世話を頑張るか、私の退院の目処が遠いようなら(未だにナゾのままの)旦那さんの実家にちーちゃんを預ける段取りをとるかのどちらかをするつもりの日だったのだ。
しかし天が味方してくれて私が昨日のうちに退院できたので、今日は3人でまったり団欒デーとなった。
・・・とはいえ、私の機嫌はちょっと悪かった。
実は昨日の退院の際、嬉しくてすぐにメールでお知らせしたのに全然返信も連絡もしてこなかったのだ。
そして、私は退院したとは言ってもまだ要安静だ。
なので、次の日の旅行出発のために忙しい実家の両親とは早々に別行動となり、久しぶりにちーちゃんと二人になったのは嬉しいとはいっても、ちーちゃんのお世話のお手伝いをお願いしたいからなるべく旦那さんには早く帰ってきて欲しかったのだ。
でもなかなか連絡をよこしてこなかったので、ちょっとキレ気味に
”こっちはまだ要安静なんだ。ちーちゃんをお風呂に入れる時間までに帰れるのかどうかくらいの連絡はよこせ”
と再度メールしたら、やっとこさ
”多分9時半より前には帰れる”
と返信が来た。
しかし、私が久しぶりにお風呂を覗いてみると、汚かった。
どう見ても1週間以上掃除していない・・・。
こんなお風呂にちーちゃんを入れるのは絶対イヤだ。9時半に帰ってきた旦那さんがすぐにお風呂掃除をしてくれるかどうか微妙だし、したとしてもそれではお風呂の時間が遅くなってしまう。
なのでとりあえずマットの部分だけでもと思ってお掃除を自分で実行。そして掃除をしているうちにどんどんムカついてきたので結局自分でちーちゃんをお風呂に入れた。(湯船まで洗えなかったのでシャワーのみ)
その後帰ってきた旦那さんからはねぎらいの言葉も謝罪の言葉もなかったので、そのままろくに話もせずムッツリモードで眠ってしまい、今朝に至っていた。
うちの旦那さんは(私もどっちかって言えばそうなんだけど)可愛くないので、自分が悪かったと思ってもそれをハッキリ追求されない限り口に出して謝るということを殆んどしない。
・・・でも、朝7時に以前と同じようにちーちゃんのぐずりで起こされてミルクをあげている私を見て、ちょっと思うトコロがあったのか、いつもは私がやっている朝の掃除とゴミ出しを旦那さんが自主的に始め、私がウトウトしている間にちーちゃんをリビングへ連れ出して遊んであげていてくれた。
私がやっと起き出した頃には丁度午前中の離乳食をあげ終わっているところだった。
・・・ほえ〜〜〜。
しかし、私が起き出してちょっと安心したのか、その後はまたいつもの休日と同じモードに戻ってしまい、別室へ移動した自分のPCに2時間ほどかじりつかれてしまっていた。
あまり細かく追求していないけれど、1ヶ月くらい前から株を始めたらしい。ちゃんと儲かってんのかなー・・・?
とはいえ、いつもの休日よりはまだいい方で、2時間でリビングに戻ってきてくれた。
私もやりたいことがあったので、ちーちゃんのお世話を頼んでちょっと調べ物を。というか、電話を。
かけた先は某大手生命保険のお客様センター。
「すみません、そちらの保険の加入者なのですが、先日入院しまして、給付金の受給の可否の確認と、手続きの方法をお聞きしたいのですが。」
「では、証券番号をお願いします。」
「XXXX組、XXXXXXです。」
私はこの保険に平成2年に加入した。まだバブルの余韻の残る頃のもので、保険料が上がったりしないのは素晴らしいんだけど、古い保険だから切迫早産でも支払ってもらえるものなのかちょっと心配だった。
・・・が、なんと!
「お客様にご加入いただいている女性疾病特約と、通常の疾病特約とで給付がございます。最初の4日間はお支払いできませんが、残り12日間については1日につきそれぞれの特約から5千円ずつの給付がございます。」
「それって、2つ合わせて1日1万円で12日分ってことですか?」
「はい、そうです。」
12万ですか!わーいわーいっ♪♪♪
今回の入院に関わった費用は16日間で約17万円だった。医療費控除やもしかしたら健保の高額医療費に対する補助があるかも知れないことを考えると、まさかこれは黒字なのか!?
手続きに必要な書類と手順と所要期間を聞いて電話を切った。
通常の疾病特約で切迫早産での入院でも支払ってもらえるとは思っていなかったので、予想の倍の金額を言われてかなり嬉しかった。
嬉しかったせいで午前中までの不機嫌がすっかりどこかへ行ってしまい、その勢いで旦那さんに報告した。
「書類手続きがスムーズに行けば保険の給付金が12万、来週か再来週にそっちの口座に振り込まれる筈だけど、とりあえず先に支払わないといけない入院費の17万円は次の検診までに用意しておいてね。
いやぁ、でも本当に、保険入ってて良かったぁ♪」
「へえ〜」
私ほどは感激していない様子ではあるものの、そこそこの金額が給付されることは旦那さんも嬉しかったようだった。
そんな旦那さんのリアクションを見て、チラッと
(もうちょっとだけ長く入院して、育児の大変さを実感してもらった方が良かったかな?)
なんてことを考えてしまったけれど、もちろんちーちゃんのことを考えれば昨日退院できたことはベストのラッキーだったことには何ら変わりない。
私がそんなコトを考えているのを知ってか知らずか、
「今頃はお義父さん達、飛行機でヨーロッパに向かってるんだろうね。どのくらいで現地に着くんだろうね?」
なんてことを、珍しく旦那さんの方から言ってきた。ちーちゃんを旅行出発ギリギリまで預かってもらえたことと、当初はうちの両親が旅行をキャンセルしてまでちーちゃんを預かり続けることを検討していたことを気にしていたようだ。
「今回は日程を聞く余裕がなかったからわかんないけど・・・直通の飛行機なら12時間くらいかかるのかなあ?もしかしたらフランクフルトとか、どこかでトランジットしないといけないかもしれないかな?」
と私も考え始めた。
今回のお礼もしたいし、うちら夫婦自体も本格的な新婚旅行はまだしていないし、ちーちゃんや新しく生まれる子供も海外には是非連れていきたいと思ってはいるから、いつかみんなで海外旅行ができたらいいな〜っ、なんてコトを思った。
以前だったらそんな面倒そうな家族旅行を思い浮かべることはなかったと思うけれど、でも、一度はやってみたいと今は心から思えた。とはいえこんな広い世代格差をカバーできるような行き先は、オーストラリアくらいかな?
それから夕方近くになって、久しぶりに3人でお買物に出掛けた。
とはいえ私はあまり歩き回らず、ちーちゃんと一緒にデパートの子供広場で半分くつろぎながら遊びつつ、旦那さんが買物を済ませて戻るまで待つだけにさせてもらった。
相変わらず旦那さんは不器用だけど、次の子供が生まれる頃にはまた更にパパらしくなってくれるかも知れないかな?と思えるようになってきた。
とはいえ、次の出産予定まではまだ3ヶ月弱もあるんだなあ。。。
私も安全妊婦生活を続けられるよう精進しないとなあ。