ニュース暗過ぎ

このところ・・・というか、ここ数年というべきなのか?小さな子供が被害者となるニュースが多いと思う。
子供に対する性犯罪とか殺人とか虐待とか、聞くたびにゾッとするし、加害者の気持ちが全く理解できない。
加害者がそういう行動を起こすに至るまでにはさまざまな事情があったと思う。それはそれで酌むべきものもあると思う。
でも、どんな事情があったとしても、自分よりも小さなもの弱いもの無垢なものを傷つけることは全く許せない。
このテの犯罪には、是非根絶することを目標にするくらいの気合で社会全体で取り組むべしと思う。犯罪者の検挙だけではなく、防犯もそうだし、犯罪者が生まれる元となるような問題のある生育環境に関するケアなど、広い目線で。
理性的に考えてもそう思う事柄なのだけど、私が特にそれを望む理由には、実はちょっと自分の困った習性のせいもある。
私はよく、犯罪や社会問題のニュースを耳にすると、その当事者もしくは被害者について
「もしこれが自分だったら・・・」
と想像して考えてしまう。
この想像が振り込め詐欺あたりの話だったら
「まあ、絶対騙されないなぁ。逆に相手の身元を割り出す手がかりを引き出して、警察に突き出してやるかも知れない。」
くらいの余裕で考えていられるのだけど、子供に対する犯罪を自分の娘に置き換えて想像すると、本当に身の毛もよだつ気分になる。
うちの娘達は可愛い。
娘達が犯罪や災害で被害に遭わないように尽くせる限りの手を尽くしたい。
娘達が不幸な目に遭うのを目の当たりにする辛さに比べたら、いっそ自分が身代わりになる方がまだ辛くない。
娘達の可愛い顔や小さな体がもしも私の不注意で傷つくことがあったら、多分最低でも数日間くらいは私自身の気持ちも沈み込むだろう。
ましてや意図的に娘達を傷つけるなんて考えられないし考えたくもない。
実際にはうちの娘達はスクスク元気に育っているのだから、そんなこと考えなければいいだけなのだけど、実際に世の中のどこかにはそんな考えたくないことが起きていて、つい考えちゃっては後味の悪いサイコホラー映画を見てしまったかのような嫌な気分になる。
・・・まあでも、本気で防犯したいと思うなら、そのくらいの気持ちで考える方がいいのかな。
とりあえず私自身が子育てをしている間は頑張るけれど、娘がまた子育てをするような世代になる頃には、こんな嫌な事件が減ってくれるといいんだけどなぁ。。。