ということで、生き残った漫画

いりーさんに紹介するついでに、自分の手持ちの漫画をリストアップしてみよう。
昔は、相当沢山漫画があった。しょーもないものや惰性で集め続けてしまったものもあるし、ちょっとエロっぽいのや、作品の著者の都合で「もう新刊は出ないの?」と首を長くしていたら、知らないうちに別シリーズで再開していた作品やらいろいろと。ゆうきまさみが月刊OUTで活躍していた時代の作品も知ってるゾ。(←なーんて、同じようなコトを言ってる人間が他にもいそうなプチプチ自慢だなー)
しかし、流石に30歳も過ぎたし子供もできたし、子供に見せてもいいと思えるもの以外は手放そうと心に決めて、3年前に大量にブック○フへ売りさばいてしまった。
ということで、今でも手元にあるのは私の中では半永久愛蔵作品です。
その1.陰陽師

陰陽師 (1) (Jets comics)

陰陽師 (1) (Jets comics)

作品の持つ世界観、博雅・晴明というキャラの絶妙さ、ストーリー、う〜〜〜ん、素敵です。
ただ、陰陽道の話の部分は2〜3回読み直さないと、私にはなかなか理解しきれません。今でも理解してない部分があるし。最終巻なんて、殆んど理解してないかも知れない。でも、あれはそれでもいい作品だと思う。最終巻は頭で半分、感覚で半分ずつで楽しめればオッケー♪
その2.めぞん一刻(文庫版)
めぞん一刻 (4) (小学館文庫)

めぞん一刻 (4) (小学館文庫)

今さら紹介するのも憚られそうな有名作品。若くして未亡人になった響子さんと、響子さんが管理人になった古アパート「一刻館」に住む五代裕作他、ヘンな住人達を中心にしたコメディ。
笑いの部分も当然面白いんだけれど、五代君が浪人して大学を4年過ごして、就職浪人して夜学通ってやっと就職して・・・という長い歴史の中で、いつしか響子さんと両思いになってるのにすれ違ってる恋愛面の描かれ方がなんともいいですね〜。五代君、いいヤツだなぁ。
ちなみに私のお気に入りキャラは八神さん。ああいうコとだったら間違っても良かったんじゃないのか?(いや、それをしないから五代君なんだけど)
今度実写ドラマを伊東美咲でやるとのこと。まあ〜、悪くはないのだけど、個人的には伊東美咲よりは安めぐみの方がイメージ近い気がする。。。でも、演技力で厳しいのかな?
その3.砂の薔薇(文庫版)新谷かおる作品の、カウンターテロチーム(軍隊もどきな民間機関)の女性達の活躍を描いたもの。銃器や車、対テロ対策の描写のマニアックさがちょっと面白くて読み始めたのだけど、キャラクターもなかなか良い♪マリー隊長みたいな女性には憧れちゃうなぁ。しかし、多分青年誌で連載してたのかな?ちょっとエロいです。
その4.ぼくの地球を守って
ぼくの地球を守って―愛蔵版 (8) (ジェッツコミックス)

ぼくの地球を守って―愛蔵版 (8) (ジェッツコミックス)

※持っているのは普通のコミック版なのだけど、はまぞうから取れる表紙付き紹介がコレくらいだったので。。。
前世で繋がりを持つ少年少女達が地球(というか、日本)で再会し、前世であった記憶を思い出してゆくとともにその因縁と対峙する、ミステリーのようなSFのようなちょっとヒューマンドラマのようなお話。前世の記憶ではフツーに大人なのだけど、転生した彼ら彼女らが子供らしさをちゃんと持っているトコロがなんかいいです。
その5.おたんこナース
これも、知る人ぞ知る看護婦さんモノのコメディ漫画。いや、コメディと言うのはちょっと失礼かな?コメディータッチな看護業界ドキュメンタリーか?
笑えるんだけど、病気のこととか病院のこととかちゃんといろいろ調べて描いているのが良い。入院すると、確かにあんな空気が病棟にはあったかなーって思う。
その6.め組の大吾
め組の大吾 (1) (小学館文庫)

め組の大吾 (1) (小学館文庫)

以前に読んだ時はそんなでもなかったのだけど、ある日ふと思い出したらちゃんと読みたくなって、1年前に保存版のコミックスを購入。若い消防士さんがいろんな経験を積んで、レスキューになって・・・というお話。
最初の方では正直主人公の魅力があまりなかったけれど、話が進むにつれてキャラがしっかりしてくるとともに、火事や災害に関する話もしっかりしてきて面白くなる。ただ、落合先生は私の女性としての視点からするとよくわかんないなーと未だに思う。元は高校教師と教え子だった間柄で恋愛になるかなぁ?・・・と思っていて、ふと自分と旦那さんの年齢差がソレなことに気がついた。私が先生で旦那さんが生徒?やっぱ有り得ない〜(-_-;
その7.トーマの心臓(文庫版)
トーマの心臓 (小学館文庫)

トーマの心臓 (小学館文庫)

たった2巻分しかないのですが、名作。ドイツの寄宿学校を舞台にした、少年達の友情とある種の愛情の物語。
断っておくが、決してボーイズラブと混同して欲しくない。彼らは純粋だから、そういう心の交流があり得るという設定だったんだと思う。(しかし、こんな友達関係は実際には滅多にないと思うけど・・・)
その8.エロイカより愛をこめて(最初の方は文庫版で、3巻以降は保存版)イギリスのゲイの泥棒エロイカと、何かと彼と因縁があるNATOエーベルバッハ少佐を中心にしたコメディ。話の基点は真面目なスパイ物なのに、どうしても話の展開がコメディになってゆくところが可笑しい。ただ、このシリーズもスタートした当初は意味不明であまり面白くなかったので、最初だけ文庫本を購入してます(^_^;
・・・と、こんなトコロかな。
どれも私のツボな作品で、もし誰かに聞かれたら、押し売りみたいにオススメしたくなるものばかりです♪エロイカ以外は全巻揃っております。
ということで、とりあえずいりーさん、どんな感じでしょう?