「ダイ・ハード4.0」を観た

ヘルパンギーナ話を載せるにあたって、こちらの記事は改めて実際に観た日に移動しました。
どうせ観たくなるだろうし、観るなら夏休みに入る前がいいと思っていたので行ってきました♪
うん、久々に見ごたえたっぷりのアクション巨編でした!
ブルース・ウィリスの体は正直言ってそろそろ重量級になりすぎている感じがあって、アクションシーンに以前ほどのシャープさはなかったものの、代わりに力技がドーーーン!という状況がかなりありました。(ドア越しの銃撃戦の後にボロボロになったドアにいきなり手を突っ込んで敵の体を引き倒すとか)
そしてシャープさは減っていても迫力は衰えず、相変わらずムチャやるなぁ♪というジョン・マクレーンらしさが出ていて、シリーズものとしての大事なツボはきちんとキープしていたのが良かったです。
ただ・・・今までの過去3作において、ストーリーの展開の中にびっくり箱みたいに「凄くて面白くて笑える」シーンがたいていあったのが、今回はあまりそういう雰囲気がなかったのが少し残念。。。
えーと、第1作ならジョンが危機を知らせるためにパトカーに威嚇射撃をしちゃうとか、第2作なら手榴弾を投げ込まれた飛行機内から緊急脱出レバーで飛んで逃げるとか、第3作ならやはり噴水脱出とか・・・というトコロか。
そういうエピソードがあんまりなくて、やや真面目な刑事モノっぽいシナリオで、私の印象としては、今回のシナリオは面白い話を作るというよりも、いかにジョン・マクレーンを活躍させるかに力点が行っている感じがしました。
それでも結果的には面白かったからいいのだけどね♪
そして、今回特筆しておきたいのは脇役もなかなか良かったという点。
前評判どおりのクール・ビューティ、マギーQはもちろんのこと、微妙に崩れていて微妙に可愛いジャスティン・ロング、クールでスマートな悪役を演じたティモシー・オリファント、久々にバカではない味方側の指揮官であるFBIのボウマンを演じたクリフ・カーティス、タフな父親そっくりの気質を持った娘役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。(「ファイナル・デッド・コースター」の主役の女の子だったことを後で知った。おおおおっ!)
なんというか、彼ら役者陣の頑張りからも、今回の作品には「ダイ・ハード愛」を感じる。。。
いろいろ注文つけたいトコロもあるにはあったけれど・・・その熱さに免じて評価は78点!(←なんだこのハンパさ)