親としてのエゴ

習い事のチアをやめさせることについて、本人よりも私の方が堪えている気がする。
時間もお金も実家の手もかけて通わせていたけれど、本人のやる気がダメだったからやめさせた。
その判断自体は妥当だと思う。
実家にも話をしたら、
「まあ、そうね、一度本人達にもそういうコトをよく考える機会が要るよね」
と同意してくれたので、物理的には問題はなかった。
ただ、自分がなんだかすごくガッカリしている。
どうのこうのであんなに楽しそうに毎週通っていたのに、「続けたい」と明言したちーちゃんはともかく、ずっと反抗的なまま、何も言ってこなかったゆーちゃんの反応がすごく残念だった。
やめちゃうの、さびしくないのかな?
・・・・・・と、思うにつけ、結局、今の年齢で習い事をさせてみても、本人が心底やりたいと思っていることでなければ、親からおもちゃを渡されたくらいの感覚でチアのレッスンをやっていたというだけなのかな、と考えるに至った。
小学校に上がる前後の年齢で、やる気とか真剣さとかを求めるのには無理があるよね、うん。
それでも、何かを得てくれていたらいいな、とか、チームプレイであるチアを通して先生への礼儀とか、仲間と協力し合うことを覚えてくれたらと願っていた。
でも、全然真面目に練習に取り組まなくて、自分だけ勝手に練習途中でジュースのんだりおトイレ行ったり座り込んだり寝そべったり、先生の話を聞かずにふざけていたり・・・。
私自身はたまにしか見学できなかったので、その時しか叱ったりもできず、見学も今月からはスタジオの外になってしまったのでそれすらできなくなり、ガラス越しにそんな様子を見ていて恥ずかしさと腹立たしさでいっぱいになって、結局そういう決断をしたわけだけど、本人が自分でちゃんとやりたい!と思っていないからそうなったわけで、それをさせていたのは私であって。
つまり、親のエゴで勝手に願ってやらせた習い事を、親のエゴで勝手に怒ってやめさせたという顛末なワケだ。
・・・・・・子どもにとって何がいいのか、なんて、親があれこれ気を揉んでみても、最後は子ども次第なんだから、環境だけ整えたらあとは最初も最後も本人に決めさせる、という悟りを開かなきゃいけないんだろうな。
実は似たような兆候がスイミングにもある。
こちらは幸いチア(←やる気のある子以外はテキトーに放置)とは違って、先生がビシバシやってくれているので二人ともそれなりにちゃんとやってはいるけれど、ゆーちゃんは時々やめたがっている。
でも、スイミングは体作りと泳ぎ方をマスターして欲しいという理由が明確にあるので、ひととおりの泳ぎを教えてもらうまでは続けさせようと思っている。
だけど、まあ、あと1年くらい経過してもやっぱりやめたがるようだったらやめさせるかなぁ。。。
ハァ・・・(~_~;)