ロスト・イン・スペースを観た

もともとは1960年代後半にアメリカで放送していたテレビシリーズ「宇宙家族ロビンソン」が原点になっている映画とのこと。
地球の資源が枯渇しようとしている未来、太陽系外の星への移民の可能性を探るために地球を旅立ったロビンソン博士とその家族を中心とする物語だ。
130分と映画としては長時間なのだけど、確かに内容は盛り沢山だった。
そして盛りきれなかった。。。
クモみたいな地球外生物が出てきたり、タイムマシンの話が出てきたり、家族間の問題があったりと色々で、それなりにいいトコ取りで話を進めていっているのだけど、どれもいまひとつきちんと片付けられていないまんまで映画が終わってしまった。
ココで映画を終わらせるんだったら、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」並みに3部作にするつもりで作らないとダメなんじゃん?
もしや、ファーストガンダムを映画化した時みたいな「テレビ版を知っている人におまけで楽しんでもらう映画」という開き直りで作ったの?・・・という状態。
でも、テレビ版は既に30年前の内容だから、オールドファンを釣るには限界があるのでは?
登場人物や設定・映像は結構良かったのに、なんと勿体無いことを・・・と思ってしまった。
ロビンソン一家の長女役のヘザー・グラハムが可愛かったけど、やっぱり終わり方の満足度が厳しかったので、40点というところかなあ。
うーん、ホントに残念。

ロスト・イン・スペース スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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