穏やかな目覚め

今朝は久しぶりにちーちゃんに起こされる・・・という程度ではない状況で目が覚めた。
なんとなく「暑いなー」と思ったのと、多分旦那さんがリビングから寝室へ移動してきたことにうっすら気づいたせいかな?
時刻は5時少し前。
ちーちゃんはちょっとずつ動き始めていた。
いつもよりはややゆったり目に、トイレ行って顔洗って新聞とってきてやかんのお湯準備を始めて・・・と、寝ぼけている人に優しい動きができた。
実はこのごろ新聞を読むのが大好きになっていた。
もともと読めるだけちゃんと読む派ではあったのだけど、私が購読している○京新聞では連載小説を宮部みゆきがやっていて、今はコレがイチバン楽しみな読み物になっていた。
途中から読み始めたので全体像はきちんと掴んでいないのだけど、作品の方向性としては「火車」に近そうな印象だ。
宮部みゆきの作品は沢山あるけれど、私はそのうちの多分5冊程度しか読んだことがない。
でも、読んだ本の系統だけで言うと、これらの作品の主人公は基本的に安定した精神構造の持ち主で、その分読者(というか、私)が落ち着いて読み進められるトコロが気に入っている。
火車 (新潮文庫) 龍は眠る (新潮文庫) 魔術はささやく (新潮文庫) 
↑とりあえず見つけた、読んだことのある宮部みゆきの作品
太宰治の「人間失格」とか夏目漱石の「心」を読んだ時、作品の持つ力は確かに凄いとは思ったのだけど、どうしても「この主人公を一度殴ってやりたい」という衝動にかられてしまい、読後感はあまり気持ちよくはなかった。
私の精神修養が足りないってコトなのかな・・・?
ミルクの熱を冷ましている間に新聞を読んで、それからちーちゃんの元へ。
一通りミルクを飲ませて、ゲップを確認したところで少し寝に入った。
それから1時間弱経過して、ちーちゃんの動きでまた目を覚ましたけれど、
「わー、なんだこの汗?」
ちょっと驚く程にちーちゃんの頭から汗が噴き出していた。
近頃ミルクを飲んだ後はよく汗をかいてはいたけれど、今回はなかなか。
ひととおり拭いて、エアコンを点けた。
昨日外出から戻ってちーちゃんをお風呂に入れたとき、首周りと右腕に大き目の汗疹ができていてとても気になっていた。
今日はどうかな・・・?と思って確認すると、さすが若者。既にうっすら赤い程度にまで落ち着いてきていた。
でもこれからも手を抜かずに汗をとってあげないとね。
治るのは早くても、再発も早いんだもんなあー。