冷たい夫婦喧嘩(エッチ系議論含むので、苦手な人はスルーしてください)

※文章折りたたみの上、文字色を白にしてみました。読む時は反転してみてください。m(_ _)m
うちの旦那さんはコミュニケーションがヘタな人間なので、彼の真意を問い質すためには単刀直入にやらないといけないコトがよくある。
というコトで実は昨日の夜、というか今日の真夜中、議論・・・というか夫婦喧嘩をした。
正直言って、私が退院してからこのところ夫婦のコミュニケーションがとても乏しかった。
そして、私なりに感じるトコロがあった。
なので、ちーちゃんがいないのをいいタイミングと考え、聞いてみた。
「私に対して愛情はある?」
すると、とりあえず旦那さんは
「なんで?」
という言葉を返してきた。
論点を外したくなかった私は
「回答じゃなくて質問で返すの?」
とつっぱねた。
旦那さんはベッドで漫画を読んでいる格好でいたのだけど、私はそのまま旦那さんの返事を待った。
でも旦那さんはこちらに顔を向けることなく、10分以上も無言を続けた。
なので、読んでいる(格好をしていた)漫画に毛布を被せて、
「夫婦なのにこういう質問を無視するのって、とても失礼じゃない?」
と言った。
しばらく旦那さんは口をパクパクさせて、のろのろと言葉を捜していた様子だったけれど、やっと出てきた言葉はこうだった。
「愛情・・・とは違うかな。(ちーちゃんの)親として見てる。」
やっぱりね。
「私は愛情がないのに夫婦でいるのは嫌だからね。」
「でもさ、相手を喜ばせる努力とかしなかったら、愛情ってなくなるよね?」
「愛情って、努力で得るものじゃないでしょ?」
「努力も必要だよ。ギブアンドテイクだよ。」
「愛情って、お互いに相手を思い遣って、自然と起こるものじゃないの?」
「だから、思い遣る努力が要るんだよ。」
「私は思ってるよ。」
「でも僕は喜んでない。」
「何がどう不満なの?」
「僕が喜ぶようなことをしてくれない。」
「具体的に何?」
「・・・・・・」
この後、日常の些細な不満についてちまちました口論が30分続いた。
でも、それらはあくまでも些細な、お互い様な内容ばかりだった。
なので私は続けた。
「家族ってさ、お互いに対して不満があろうとなかろうと、夫婦であり親子であるという時点で一緒にいることが大前提だと思うんだよね。
それでも自分と他の家族とは別の人間だから、お互いに思うように相手が動かないのは当然であって、それでも一緒にいられるようにするために、まずお互いの違いを認め合って、そこから少しずつ歩み寄って譲歩したり共通の価値観を培ったりして、そうして思い遣り合ってゆくものだと私は思うんだけど、あなたは自分の要求が満たされないコトを理由にそれをしようとしない。
それほどまでに譲れない理由って何?」
「・・・・・・それは、」
旦那さんはその単語を実際には口にしなかったけれど、それを暗示する言葉を言った。
私はそれを聞いて、心底呆れてしまった。
彼は、私が彼のストッキングフェチの趣味に合わせたエッチに協力的でないことが不満で、愛情が湧かなくなってしまったのだそうだ。
へー、そーですかー。
「4月になったら私も働きに出られるようになるし、なんなら出産後に実家に帰ってそのまんま別居でもいい。
離婚しよう。」
私は言い切った。旦那さんは
「離婚は嫌だ。」
と言ったけれど、
「愛情がないのに夫婦でいるのは嫌だ。」
と私は即座に返した。旦那さんの実家の両親はそれでも夫婦らしいけれど、私はそんなの知らん。
ちなみに、私は別に、彼のそういう性癖に合わせてあげる気がないわけではない。
ただ、今回の妊娠では切迫早産などが続いていたからしばらくはそういうコトにはお付き合いできなかった。
だから、別に出産後体調が戻ればまたしてあげないワケではなかった。
でも、
私は旦那さんのこの言動にとても怒りを感じた。
性的嗜好が違うことは仕方がない。それによって不満が生じることもあるだろう。
でも、その不満を日常生活に持ち込んでも当然のコトだと言うその幼稚さが腹立たしかった。
そして、彼の性的嗜好で私がとても不満に思っているコトは、彼のしているセックスは一人エッチの延長でしかなくて、私が満足しているかどうかなんて頓着していないのだ。
それなのに、自分が満足していないことについての不満を日常生活で私に対してコミュニケーションをしないことで発散している。
頭にきたのでハッキリ言ってやった。
「じゃあ、あなたは私が喜ぶようなことをしているの?」
「だって、要求されなければ、何をすれば喜ぶのかわからないじゃないか。」
ハーーー???
なんだこのおこちゃまは?????
ますます頭にきたけれど、とりあえず有る程度冷静さを残して反論した。
「その言葉、男友達に言って相談してみな。それって、何をすれば喜ぶのか相手にいちいち聞いてするものなの?」
「そういう会話、しない?」
「するけれど、それは発展形を探す時とかでしょうが。基本的にはそういうコトって、お互いに探り合うことが醍醐味であり目的なんじゃん。
お互いに要求して、言われたことをするだけなんて、一人エッチを手伝い合ってるだけじゃんよ?何だよそれ?」
「いいじゃん、相手が喜ぶなら。」
「私は喜ばない。」
このあたりでお互いに言う言葉が尽きてしまった。
・・・いやもう、心底、男としてレベルが低いと思った。
旦那さんにはいちいち言わないでいてあげるけど、私はそれなりにいろんな男の人と付き合ってきた。
○貞の人も複数いた。
でも、一人エッチみたいなコトしかしたがらないヤツなんて一人もいなかった。
みんな、セックスについて切磋琢磨して追求して、どうしたら相手を喜ばせられるか、どうしたらお互いにいい感じになれるかを考えていた。
そういう駆け引きが嬉しいし好きだから、私だってセックスをしようという気持ちが持てたんだ。
しかし。
私は以前は旦那さんの性的な稚拙さについては勉強不足が原因だと考えていたのだけれど、こんな確信犯的なコトを言われてしまっては、もはや教育する気も起きなくなってしまった。
うちの旦那さんが避妊がヘタなのも、こんな理由のせいなのだろう。
なんか、旦那さんのことが生理的にイヤになりそうな予感がしてきた。
真夜中の口論でいい加減疲れてしまったので、なんとなく〆の言葉として、
「次のコの名前は私が決めるからね。」
と私が言い捨てて、お互いそのまま眠ってしまった。
・・・さて、これからどうするか。
愛情のない夫婦でいるのは嫌だという気持ちは変わらない。
愛情の形が変わることはあっても、あくまでも愛情はあって欲しい。
そして思ったのだけど、旦那さんが自分の欲求にそこまでこだわるのであれば、そして私がそんな旦那さんを拒否するなら、いつか旦那さんは外で誰かとそういうコトをするようになるかも知れない。
そんな家庭でちーちゃんや次の子を育てるなんて嫌だ。
・・・とはいえ、今は出産が近い。
理由があまりにも稚拙で単純なので気分的には冷めまくりなのだけど、とりあえず私自身が働けるようになる春までを執行猶予のような位置付けで考えて、もう少し議論を続けながら様子を見てみようと思う。
私が何も悪いところがないとは言わないけれど。
旦那さんは言い分は自分勝手だ。ワガママだ。意地っ張りだ。そして、それを平然と要求するくらい私に対して甘ったれている。
「愛情はない」
に等しい発言を私に対してしたけれど、私がそれを嫌だと言うまでもなく、そんな気持ちで夫婦でい続けられる筈がない。それでも夫婦の形でいようとする旦那さんの望みは何なんだろう?
旦那さんが自分でそれを理解した時に、もう一度同じ問いをしてみて、やっぱり愛情がないという結論が出るなら、その時こそ離婚届を用意する時だと思う。
ちーちゃん達の前でウソの家庭を演じるくらいだったら、バツ2で子供2人を育てる苦労と責任を喜んで背負うぞ。