車がぁ〜〜〜っ(>_<)

夕方、仕事を終えて、いつものようにいったん帰宅の後、車で実家までちーちゃんゆーちゃんを迎えに行った。
自宅から実家までは15分程度の道のりで、距離はさほどないけれど、ちょっと急勾配の坂を上り下りしてゆかねばならない。
とはいえ我が家のワゴンRは4WDでターボ付きなので、軽にしてはそれなりに頼もしさもある方だ。日々頼りにしている車なので、運転は人と車に優しく・・・をモットーに大事にしてきたつもりだった。
・・・が、
いつも通りに実家に到着し、母に手伝ってもらいながらちーちゃんゆーちゃんをワゴンRに乗せ、
「さあ、帰るぞ」
とエンジンキーを回したら、
ぷっすん。
と音をたてて、止まってしまった。
あれ?と思って同じ動作を2〜3回繰り返してみたものの同じ。スターターが調子悪いのかと思ってアクセルを吹かしてみても同じ・・・というか、アクセルに反応しない。
キーを全部回さず電気だけオンにすると、一応は車内灯が点くけれど、いろんな警告等のランプも点いていた。
うーーーん、この反応は・・・
多分、バッテリー上がりだ。
あああああ・・・(-_-;
ただ、単なるバッテリー上がりではない。
実は2年ほど前にも同じ現象を経験しているのだ。
車が動かない基本的な原因はバッテリーなんだけど、それは私がむやみにエアコンを使っていたとかライトをつけっぱなしにしていたとかというコトではない。
私がJAFのお兄さんなどから聞いた話を私なりの言葉で説明すると、通常、車のバッテリーは、車が走行することによって回る(ファン?)ベルトから電気を作って充電している。
が、うちのワゴンRは以前、何かの理由でこのベルトが緩んでしまい、そのためにバッテリーへの充電が行われなくなってしまってバッテリー上がりとなってしまったことがあったのだ。
あれは残暑の厳しい9月の東北自動車道下り線、蓮田SAを出て数キロのところでの出来事だった。
高速道路を走っていて、アクセル踏んでもどんどん減速してしまい、次々と電気系統が死んでいってしまったあの時の恐怖感はきっと忘れないだろう。。。
一度はベルトの締め直しで持ち直したものの、数週間後に同じトラブルが発生したため修理工場へ持ち込み、オルタネーターやベルト類・クランクプーリーなどを取り替えたところ、トラブルは再発しなくなり今に至っていたのだけれど、やはり何か根本的な原因は残されていたのかもしれない。
自宅内にいた父にも出てきてもらって状態を確認してもらったところ、
「うん、これはバッテリーだろう」
とのことだった。
何はともあれ、まだ暑い屋外で、チャイルドシートに固定したままでちーちゃんとゆーちゃんを置いておくのは可哀想だったので、2人を再び実家に連れて行ってもらい、自分は自動車保険会社のロードサービスを呼んで待つことにした。
JAFではなくこういうサービスを呼ぶのは初めてなのだけど、さて、対応や腕前はどんなもんだろうか?
・・・・・・まず、呼び出してから現地に来るまでの時間は、多分JAFの勝ちっぽかった。
それほど田舎な場所ではないところにいたのだけれど、1時間弱ほど待たされてようやく来てくれた。
どうも、保険会社と契約している自動車工場か何かの会社の人らしい。
JAFの人だとたいていは牽引ができる車に乗って登場するところなんだけど、この人はいきなりカーキャリーでやってきた。
デカイよそれ。。。少なくとも実家前の狭い道路には入れない。もしうちの車が押しても引いても動かない状況だったらどうするつもりなんだろう?
そして、車が動かなくなる原因としてガス欠やハンドルロックではないかを確認されて、今回の状況と、以前あったトラブルの話をした上で実際にキーを預けて車をいじってみてもらった。
「うーん、やっぱりバッテリーですね。」
ということで、充電器とブースターケーブルを持ってきてもらって再度チャレンジ。
今度はエンジンがかかったものの、その状態で電圧やベルトの状態をチェックし始めた。
途中、指示されてアクセルも噴かしてみる。
「お聞きした以前のトラブルに似ているみたいですね。アクセルを踏んでもあまり電圧が上がりませんね〜。」
以前JAFに対応してもらった時は、とりあえずその日は自宅まで運転して帰って、後日整備工場からカーキャリーがやってきて修理へ連れ去られた・・・というパターンだったのだけど、今回は万一の心配を考えて、すぐに整備工場に入れた方がいいと言われた。
「懇意の整備工場があって、そちらがよければそこまで運びますけど、今そこへは持ってゆけないなら、とりあえずウチでいったん預かって明日改めて移動させるか、ウチの関連の整備工場に入れるのでもいいですよ」
本当は懇意の工場へ運んでもらうのが一番なのだけど、時間は既に夜7時を過ぎていて、この時間では今日中に連絡をつけて車を持ち込むことは不可能だった。
「もし、明日改めて運んでもらうとしたら、料金は別途かかるんでしょうか?」
と聞いてみたところ、保険会社の負担範囲の確認が必要らしく、再度保険会社と話をすることになった。
保険会社のコールスタッフの言うことには、
「次の日改めて任意の整備工場に車を移動させることについてはサービス対象外ですので、カーキャリーでの移動料金をご負担いただくことになります。
でも、今夜こちらで契約している整備工場に移動させるのであれば、整備工場にこちらから連絡をつけて受け入れさせることはできますよ。移動料金も無料です。」
「近隣にある契約工場って、具体的にはどこになりますか?」
「えーっと、○○区か、××区です。」
××区・・・ならばすぐ隣りの区だし、聞いた住所のあたりには土地勘があるので、全くお付き合いのない整備工場に車を預けるのは不安だったけれど、なるべく早く車を直したかったことと、基本的にケチである旦那さんの意向を予想して、××区の工場まで運んでもらうことにした。
あれ?
「・・・××区の工場へ持ち込むことを勧められて決めたんですけれど、(実家のある)市内にあるそちらの関連の整備工場の話は出なかったのですけれど、もしかして、そちらの関連の工場は保険会社とは契約していないというコトだったんですか?」
と、カーキャリーに乗ってきたサービススタッフの人に聞くと、
「そうなんですよ〜」
と苦笑されてしまった。
つまり、この人(の会社)は保険会社とはロードサービスだけの契約をしていて、故障した車を自分の会社に持ち込ませるかどうかは一種の営業活動になるわけだったのね。(^_^;
なんだ、そのへんのコトをもう少し説明してくれてたら、それなりにサービスしてくれるんならお任せしたかも知れないのになぁ。
保険会社のロードサービスがどの程度のものなのか、この一例だけで量ることは微妙かとは思うけれど、やはりJAFとは違って本業は別にある業者さんみたいだから、原因の追究や応急措置については来た人によって当たり外れがありそうだなぁと思った。ちょっと学習した。
なにはともあれ、はやく車がきちんと直って戻ってきてくれることを願うばかりだ。
・・・しかし、やっぱり新車が欲しくなってきたかなー。