「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を観た

実はこの日付のブログを入力しているのは1週間後だったりする・・・反省。(-_-;
前作を観た時、
「ジョニーとオーリーという2人のイケメンが活躍しているというだけでも十分ステキ♪」
という評価をしていた。
ウラを言えば、
ディズニー映画ならではのハッピーエンドがやや無理やりでどうもなぁ〜
とか、
オーリーにやたら清廉潔癖な若者役をふるのはどうもなぁ〜
なんてコトを思っていたりもしていた。
まあ、そういう不満を差し引いてもなお高い評価をしたくなる作品だった・・・というコトなんだけど。
今回はそのへんの不満が払拭されていて、かつ、前作以上にストーリーやキャラクターの作りこみがされていて、
「わあ〜〜〜いっ、たのしいぃ〜〜〜っ♪」
と、ゴキゲンにジェットコースターに乗っていたら、プツッとそのコースターのレールを切られてしまって、
「えぇえぇえぇぇぇ〜〜〜・・・・?」(*o*)
と無理やり悲鳴をフェイドアウトさせられるような終わり方だった。
これは絶対Ⅲを公開初日に観ないと気が済まないっス!
うがぁあぁぁぁぁ・・・・・
ところで、ここで本作のストーリーについて触れる前に、念のために映画の公式サイトと映画紹介のサイトを少し覗いてみたら、ジャックのこと以外はストーリーにはろくに解説されていないことに気がついた。
そうすると、基本的には映画の内容に触れる話をすると悉くネタバレ的になるのかも知れない。。。(-_-;
映画生活」のサイトにリンクを貼っている責任上、申し上げておきます。ちょっとネタバレするかも知れないです。
これから観る楽しみを奪わないように気をつけて感想を書きます(一部は文字色を変えておきますが、コレは携帯から見たらそのまんまです)が、もしも書き過ぎてどなたかをガッカリさせることがありましたら何卒ご容赦いただけますよう、お願い申し上げます。。。m(_ _)m
まず、前作のムリ目なハッピーエンドについては、冒頭でひっくり返されていた。
本作のストーリーのポイントで最も私が評価したのはコレだねぇ〜。
それから、ジャック船長のあまりの人気ぶりに、実は私は(→ちょっとネタバレなので文字色を白くしました)「コイツはSWのはん・そろ(←キーワードで浮かび上がらないよう、ひらがなに変えてみた)みたいなコトにならなきゃいいけど・・・」と心配していたら、えっ?という展開があって、更にえぇえぇえぇ〜?というコトになっていた。
面白い。エリザベスはとりあえず普通のお茶目で可愛いヒロインよりはステップアップしたゾ♪
それから、オーリー演じるウィル。
前作では紳士的なイイ男が巻き込まれ型でストーリーに参加する立ち位置だったので、正直おとなしくて物足りなかった。
でも本作では結構能動的に行動しているのがいい。時にはその場を仕切ってなかなか賢かったりもしている。
彼が今後普通の生活をする人物に戻るのか、勢い余って海賊になったりしちゃうのか、ディズニーはどう片付けるつもりなのかが次作の気になるトコロだ。
そして何よりジャック船長〜♪
予告編で出てくる通り、メイクがパワーアップしての再登場はなかなか楽しかった♪
ぷらぷらと気ままに海賊やってる人なのかと思っていたら、実は結構いろんな駆け引きをめぐらせて健気に海賊を続けている人だったのねぇ〜と再評価もした。
もちろん脚本の良さもあるのだろうけれど、ジョニーがやる役はいつもそんな風に、表地も裏地もきちんと仕立てられた特注の一張羅のキャラクターになっているのが素晴らしいと思う。だからこそ、ジャック船長のこれからが気になって楽しみで3作目を観たくなったのだ。
主役クラスの3人のキャラクターの魅力がそれぞれアップしていることに加えて、今回の敵役になるタコ船長と幽霊船フライング・ダッチマンとその船員達も面白かった♪
この船長に仕えるとみんなだんだんと体が海の生き物の一部みたいになってしまうらしい。あのデザインセンスがなんとも楽しい。
あの映画のロケをした時、何人ものエキストラ(いや、ちゃんとした役者かな)がきっと
「こんなに美しいカリブの海を目の前にして、何が嬉しくてこんな特殊ゲテモノメイクで三下役をやってるんだろう・・・?」
と思ったんじゃないかと私は想像した。いやいや素晴らしい頑張りだよ〜♪
・・・なんか、どうもキャラクターの話ばかりを並べてしまったけれど、これだけ多くのキャストを抱えてもみんなちゃんと活かされているストーリーであるのがいい。本当に、来年5月の3作目の公開が楽しみだ♪
あと、1作目をちゃんと観た人ならぬかりないとは思うけれど、2作目の最後、エンドロールが終わった後にもプチ映像があるので、これから観る人は見逃さない方がよろしいかと・・・。
ストーリーの大筋に絡むシーンではないし、主演キャストも出ないのだけれど、クスッと笑って席を立てるんじゃないかと思います♪
私の評価としては、まだ3作目が控えているので90点♪♪♪・・・としておきます。