家族観・夫婦観

私自身が思う、これって理想論かな?家族って、チームだと思う。
生きてゆくのって、当たり前なことなんだけど大変なことだから、日々の暮らしの中で、小さな事柄でも、励ましたり、支えたり、慰めたり、怒ったり、泣いたり、喜んだり、いろんな気持ちを分かち合って、他人では踏み込めない部分まで理解し合うチャンスがあって、それを積み重ねていって、いつか強いチームワークを作り上げていくのが家族なんじゃないかと。
そして、家族って、いろんな人間の集まりなのだから、本当はお父さんが働いてお母さんが家事育児をして、子供はいいコで勉強して遊んで・・・とかって役割が義務になっているわけではない。
ただ単に、概ねお父さんは家族の中ではイチバン体が丈夫で外で仕事をするのに向いていて、お母さんは家族をしっかり見ているから家事や育児がお父さんよりは上手で、子供は働くのには向かないけれども元気があって育ち盛りだから、いっぱい遊んで脳がやわらかいうちに勉強して・・・って、やってるパターンが多いってだけだと思う。
だから別に、お母さんがバリバリ仕事ができる人なら働きに出たっていいし、お父さんが家事が得意なら主夫になったっていいし、両親が心身に障害を負っていたら、なるべく子供も両親を助けるためにがんばってもいいし、要するに、家族って助け合うための間柄であることが大切なんだと思う。
ただ、助け合うのって、ひとりよがりではなく、ちゃんとお互いがお互いの助けになっていることが大切だし、また、助け合うことに対して感謝することを忘れないことが大切だから、そのためにはお互いによく話し合わなければいけないんだと思う。
私が前の夫と離婚したのは、夫は話し合いをせずに、自分の思うとおりにだけコトを進めようとする人だったから。
そして私はきっと、今の夫もそういう人物であったり、今後そういう人物になってしまったら、迷わず離婚する。
子供はそんなコトいちいち考えさせなくても両親を信頼して育ってくれれば自然とそういうチームの一員になると思うけれど、夫婦は、夫婦になったからにはお互いに助け合う間柄であることを自覚できなきゃダメだと思う。そうでなければ夫婦になる必然性はないと思う。
私と私の旦那さんは、とりあえず子育てについて助け合う間柄だということを認識するところから始まって、そのためにお互いに頑張っていることを認め合っているから、やっていけているんだと思う。
でも、いつか子供が巣立っていった後を思うと、子育て以外の部分でもお互いを認め合うことができる間柄になれるよう、これからももっといっぱい話し合わないといけないと思う。
・・・で、なんでいきなりこんな話をしたかと言うと、いろんな人間が家族になって一緒に暮らすからには助け合いが必要なのに、自分の一方的な考えで
「オレは仕事で疲れているから育児には協力しない。オマエも働きたいなら子供は保育園に預けろ。」
なんてセリフを平然と言えるダンナなんてクソだ。
子供は夫婦2人の大切な宝物だ。
家族で助け合うための役割のバランスとして、母親が育児に時間を多くとる場合が多いってだけで、父親が育児をしなくていいなんてワケは絶対ない。
育児に協力しない父親が「父親」を名乗るなんて、JAROに訴えるべきだ!
そして、
「オレが働いた金で家族が食ってるんだ。文句を言うな!」
とふざけたことを言う父親がいたら、即刻往復ビンタを食らわせて言い返すべきだ。
「勘違いしてんじゃねーぞ!
オマエの家事育児の能力が低いから私が家の中を仕切ってるんだ!
文句を言うなと言うなら私の家庭内労働に対する正当な賃金を支払え!」

・・・フツーにそう思って生きている私が既婚で子育て中なのは、奇跡でしょうか?
奇跡かもしれない。実際結婚したかったわけじゃないし。
でも、家族は助け合うものだということ、育児の負担だってみんなで分け合うものだという考え方は、いつかグローバルスタンダードとしてしっかりと浸透してほしいと思うので、私はあくまでコレで行く!コレで行けないダンナはいらん!