お布団の歴史

前述のとおり、今日は掛け布団を買った。
ずっと、ずっと、新しい布団が欲しかったので、嬉しかったし安心した。
今まで使っていた布団は、1組は17年前に私が姉から譲ってもらったもので、何年使っていたのかわからないモノ。
もう1組は、同じく17年前に私が一人暮らしを始めて間もなく購入したものだ。
ひと昔前であれば、羊毛布団はときたま綿を出して洗って干して、改めて詰め直して使うものなのだろうけれど、そんなコトをすることもなく17年を過ごしてしまった。
もちろん天日干しはできるだけしてきたので衛生面はそんなに悪い状態ではないとは思うけれど、かなり長いこと使い続けてしまったと思う。
そんな状態だったので、嬉しかったのはモチロンなのだけど、安心した・・・というのは。
私の気持ちの問題なんだナ。(^o^;
この布団は、私の一人暮らしの開始当時からのものであり、1度目の結婚の後もエキストラ用として手元に残り、別居の際には結婚の時に買った新しい布団を置き去りにしてこの古い布団を持ち出してそのまま離婚し、そしてまた一人暮らしの日々を共にして現在まで来たわけなので・・・瑣末にエロい話で恐縮ではあるが、私が付き合ってきた全ての彼氏が使った布団でもあるワケだ。わっはっはっ。(あ、でも正確には、最初の彼氏は使ってないか・・・)
根がケチであるうちの旦那さんは、使えるものならなんでも使う人なので、私の独身時代の家財道具は殆ど今も現役なのだけど、男の人はエロの方面に関する想像力があると一般的に言われていながら、自分の都合に合わない方面に関する想像力はあまり機能しないものなのかなぁ。。。
とはいえ、こういう想像スイッチはうっかり触っちゃいけないんだよね。(^o^;
・・・なんて心配をコッソリしていたので、いつかはさり気なく独身時代からの布団とは決別したかった。
とりあえず今回捨てることができそうな気配になったのは、当時付き合っていた彼氏の身長が高かったために買った大きな掛け布団なワケで、そういうエピソードも闇に葬ることができるのは何よりである。