なまぬるいの苦手

先日、会社の同僚(といっても向こうは正社員)が産休に入った。
産休に入るにあたってご挨拶があり、同じ部署で働いていた私も含む全員にちょっとした品とカードと携帯アドレスを渡していった。
カードにあった文面はとても無難だった。
”隣りの席で一緒にお仕事できてよかったです”
・・・うーん、どのへんで?
彼女はいい人だった。仕事も真面目で、私にはない繊細さや慎重さがあって素晴らしかった。
ただ、なんというか、ガードが固かった。
どこか他人行儀で、私を警戒してるとかってことではないのだけれど、自分の手の内を周りにあまり見せたくないと思っていそうな感じ。とても育ちのよさそうな穏やかな印象の人なのに、そのガードの固さと印象の柔らかさのギャップに戸惑ったままだった。
そういう印象の人からアドレスを教えてもらっても、いまひとつ連絡していいものかどうか迷う。
それに、彼女は多分、私が来年春に契約切れになることを知っている筈。
(↑だから、メールで実際にやりとりを始めなければ、今後もうこれっきりの間柄というコト)
それについて敢えて何も触れず、他の人と同じ対応で挨拶してこられても・・・どーにも興褪めしてしまう。
やめた。
相手が何を考えているのかわからないのにやりとりをするのは面倒くさい。
社交辞令のお付き合いはつまんないし面倒なだけなので、これにて御免こうむります。
ちなみに私自身が構築している人間関係で、社交辞令のなまぬるい付き合いをしている相手は多分1〜2人いたかどうかだと思う。
他は普通に「ホントの友人」「仕事の関係(←仕事辞めたらそれっきり)」「保育園の関係(←保育園出たらそれっきり)」に概ねバシッと分類できてしまう。
・・・グレーゾーン、なさすぎかな?