香水の正しいつけ方の一例

もしかしたら、以前にも書いた話かも知れないけど。
香水をつけていることのステキな効能を実感したことが、ずーっと昔に一度あった。
自分が20歳の時、28歳の彼と付き合っていた。
なんでこんなカッコイイ人と付き合えたんだろう?と自分でも不思議に思うくらいカッコイイ人で優しい人だった。
で、多分、初めて彼の部屋に行った時だと思うのだけど、部屋の棚に香水が置いてあることに気がついた。
男の人が香水をつけるというイメージ自体があまりなかったので、
「香水持ってるんだねー」
と言ったら、
「うん、今もつけてるよ」
と言われて、ちょっと驚いた。
「えっ?そうなの?全然気がつかなかった〜」
と私が言うと、
「ホラホラ、このへん」
と言って、自分の首筋のあたりを指差した。
どれどれ?と思って首筋に近づいたら確かに少しトニック系のいい香りがして、香りが認識できたときに至近距離にあった彼の首筋の男っぽさにドキッとした。
さすがに香水の香りは忘れてしまったけれど、もう十何年も前の記憶なのに、その「ドキッ」とした感覚の心地よさは何度でも思い出せる。
香水の正しい使い方って、きっとこんな感じなんだよなぁ〜って、今も思う。