地震

東京23区外某所で仕事中に地震に遭遇したのだけど、生まれて初めて経験した大規模な地震だった。
幸い建物は頑丈だし総務部が同じフロアにあったので情報もスムーズに入り、余震の不快さと電話の繋がりにくさに気が散りながらも定時まで仕事をした。
その後、帰宅しようとしたものの電車はストップ、バス・タクシーは長蛇の列で早々に諦め、とにかく子供達を早く保育園にお迎えに行きたくて徒歩帰宅(たぶん距離は15kmくらい?)を決めて歩き始めたら、その5分後に偶然空車のタクシーをゲットできて、いつもの時間とあんまり変わらない時間に保育園へ行くことができた。
・・・が、予想はしていたけれど、お迎えの来ない子供達がかなりいて、保育園では延長保育の申し込み云々関係なくみんなに補食を出したとのことだった。
私は本当にラッキーだったんだなぁ・・・と再認識しつつ、ちーちゃんとゆーちゃんを連れて帰宅したものの、お夕飯の準備をしているうちに近所に住むちーちゃんの同級の子の親御さんが都心で働いていることが気になり出して、改めて保育園に行ってその子だけでもうちで預かると申し出て一緒に帰宅。さらにその妹も近所の託児所に預けられていたのでそちらも同じく申し出たらあっさりお願いされて自宅に連れて帰った。
うちのキャパではプラス2人が精一杯なのだけど、こういう時、もうちょっと具体的に何かできることがあればいいのにな、と思った。
そして自宅でいつもと違う状況にテンションが上がりっぱなしの子供達をなんとか寝かそうと歯磨きまでできた夜10時頃に旦那さんが帰宅。
都心から6時間かけて徒歩で帰ってきたのは偉かったのでねぎらいたいところだったのだけど、子供達の容赦ない「遊んで〜」リクエストに応える旦那さん。バカだなぁ、まったくもう。
それでもなんとか夜も11時を回ったら年長2人は眠り始めたものの、一番なかなか寝ようとしてくれなかったのはお預かりしたお子さん(妹の方、2歳になったばかり)で、泣かなかったけれども「ママ〜?」とずっと気になっていたようだった。
こういうところは、やっぱり小さな子供ほど環境の違いに敏感に反応するものなのかな、と思い、寝かすのは諦めて彼女のペースに付き合おうと思っていたら、丁度もうすぐ午前0時になるという頃合でご両親が到着してくれた。こちらも帰宅までに6時間以上かかっていたとのことだった。
やっぱり、家族の安全が目視で確認できるのっていいよね、とつくづく思った。
そして、やっぱり自宅と職場が近いというのはすごいアドバンテージなんだということも再認識した。
今後これを教訓にして何かできることがすぐに浮かぶといいのだけど、とりあえず思ったのは
「自転車買おう」
くらいだった自分の発想の貧困さがさびし〜。(^o^;
東北地方からはなんだかどんどん悲壮なニュースが流れてきたけれど、少しでも良いニュースが増えるようになってくれるといいなぁ。。。