ホイットニー・ヒューストン死去だそうで・・・

悲しい・・・。
とりあえず事件性はなさそうで、ホテルで死んでいたということで、トラブルで死んだとかじゃなかっただけまだ良かったけれど残念だ。。。
ここ10年くらい薬物とかアルコールとかのトラブルの話ばかりだったから、体はたぶん健康的とは言えない状態だっただろうな、とは思っていたけれど、いつか復活したらまたコンサートを観に行きたいと思っていたのになぁ。
(あ、一応数年前に来日してたけど、あの時はまだ完全復活じゃなさそうだったので見送ってました)
自分は幸い2回、来日した時のコンサートに行くことができた。
1回目は映画「ボディガード」が大ヒットした時のコンサート。
2回目はそれから4年くらい後で、その時はボビーと婚姻中。
娘を連れてきていてちょっとだけ舞台に出してくれたりして、最初に観たコンサートの時ほどの凄味は正直なかったけれど、幸せな時だったのかファンサービスがすごく良くて、楽しそうに歌っていたことが印象に残ってた。
それで、どっちのコンサートでのことだったか記憶が曖昧なのだけど、確か来日中に調子を崩したかなにかで1公演くらい中止してて、その後の公演だったのだけど、それでも圧倒的なパワーで歌いきって惚れ惚れしたことをよく憶えている。
曲の途中(たぶん「I have nothing」)、喉が限界になったのか、サビを歌う前のタイミングでホイットニーが下を向いたまま動かなくなってしまって、伴奏も止まってしまって、会場のお客さんもシーンとなって、たぶん、そのまま1分くらい静まっていたような気がするのだけど、ホントはもっと短かったのかな?
ただ、なんとなく、マイクからかすかに呼吸か何か聞こえていたのか、ホイットニーがそのまま歌うのをやめてしまうような気は全然しなくて、ただ固唾を飲んで見守っていたら、ゆっくりだけど、やっと顔を上げながら再び歌い始めた時は、その力強さに圧倒された。
Don't make me close one more door.
あ、なんかあまりに象徴的で泣ける。
もしやあれは演出だった?
でも、それにしてはあまりに長すぎる間だったと思う。
そんな間を、観客に受け容れさせることができるほどの強くて深く引き寄せられるような歌声って、私は他に心当たりがない。
あんな素晴らしい歌を歌える人がいなくなってしまうなんて、本当に残念だ。
ちょっと懐かしい曲をダウンロードして、しばらくヘビーローテしようかなぁ・・・。
ちなみに自分のイチバンのお気に入りは「Saving All My Love For You(邦題:すべてをあなたに)」で、カラオケでよく歌いました。ヘタだけど・・・。
ホイットニー・ヒューストン アルティメット・コレクション ( 輸入盤 ) SE-17