同僚の残したつぶやき

数年前、一緒に組んで仕事をしていた人の訃報が突然届いた。
正直、ちょっと影のあるタイプの人で、当時は「大丈夫かな?」と時々気を遣いながら仕事を進めていた。
その後私の仕事が変わってしまい、ご縁が薄くなってしまったものの、同じ社内なので会えば挨拶くらいはする、という感じだったのだけど、今日の訃報は本当に突然で、まだ30代の人だったし最近まで元気だったし、死んでしまう理由に心当たりはなく、お亡くなりになった理由に関する情報が何もないので何かワケありなのかもしれない。
すごく気になって、何か事件絡みだったらネットでひっかかるかと彷徨ってみたけれど何も見つからず、それでも唯一、3ヶ月前あたりから更新されなくなったツイッターを見つけることができた。
半年くらいしかやっていなかったらしいけれど、つぶやきをひととおり読んでみると、私と一緒にやっていた仕事を心底気に入っていたことが伝わる内容だった。
彼は人生を楽しんでいた。と、思う。
それがわかって少し嬉しくなったけれど、そう思った後、やっぱり悲しくなった。
人生ぐしゃぐしゃな私なんかよりも全然まじめで、とてもよいひとだったのに。
死はどうやって近づいてきたのだろう?
実際に訪れると突然で驚くけれど、きっと誰の隣りにも死は待ち構えていて、平等に、容赦なく、来る時は来るのだろうけど・・・。
まじめな人の人生が突然閉じてしまうなんて、つらい。