承認欲求

・・・なんて、そんなにないと自分では思っていたのだけど、ちょっと、いつもとは違う角度で仕事で凹むことがあって、ふとそんなことを思った。
仕事はちゃんとやってる。
ただ、テリトリーの問題で躓いた。
一緒に仕事をしている人が忙しくて、私の方で下調べを先に進めておこうと思って他の人に質問をしたら、
「それってやぐーさんの仕事じゃないでしょう?」
と言われた。
言った本人はたぶん深い意味はなく発言したと思うので、自分も相応に聞き流せば良いと思うのだけど、そう言われてなんだか
「正社員の領分に踏み込んで余計なことをしてる」
「他人の仕事なのに無駄に張り切ってる」
と思われているような気がしてしまった。
そんなやりとりを聞いた(本来の担当者である)社員の人が
「気を遣ってくれたんです」
とフォローしてくれたけれど、言った人は以前私と一緒に仕事をしたことのある人だったので、そのへんも含めてちょっとショックだった。
確かに、私が責任をとれる範囲を外れた領域に足を突っ込んだとは思うけれど、調べただけで仕事のステップは進めてはいなかった。
それに、仕事は結果が重要だから、結果を導くために能動的に動くことはマイナスじゃない、ちゃんと周囲に声をかけた上で動いて、それでプラスにできさえすればいいじゃないか、自分が派遣だろうが契約だろうが関係ないって思ってやってきていた。
だから、何気ない言葉で、自分のそういうモチベーションを否定されたような気持ちになってしまった。
・・・なんか、文章にしたらいっそう落ち込んできた。(笑)
いいもん。
半分は建前のお題目だと思うけど、課長も部長も本部長も、自分の分担とか関係なく、仕事がちゃんと完結するために必要な情報は取りにいけって言ってたもん。
それを具現する人間が無期雇用でも有期雇用でも構わないじゃん。
今週末くらいまではうだうだしてしまいそうだけど、週明けからは気にしないもん。
承認欲求なんかに負けない。
そんなもん、ちゃんと承認される仕事ができていれば出てくるわけがないんだから。