「ドラムライン」を観た

今日はヒマがあったので、「ドラムライン」という映画のDVDを観た。
まず、独断と偏見による総評としては、満点を100として数値で表現するなら「50点」というトコロ。
全体的にはそれなりに面白い部類なのだけど、個人的にノレなかった。。。
スネアドラムの上手な黒人青年が、その才能で奨学金をもらって大学に入り、マーチングバンドに入って活躍する青春ストーリー。ちょっと自分の才能に天狗になっている主人公が、いろんな出来事を経て成長してゆくという内容。
主人公が最初とっても可愛くなくて、後半になると可愛くなってきたものの、いいコに変わり過ぎな気もした。(私の独断と偏見で言うなら、リー監督の方が可愛かった)
それから、アメリカという国が日常的にそうなのだから、それを自然に設定として描いただけなのだとは思うけれど、マーチングバンドや舞台になっている大学がハッキリと黒人寄りの文化のものになっているその情景が、人種差別問題を薄く見せつけられた感じがして、カラっと楽しんで観る気持ちをちょっと削がれてしまった。
でも、ヒロインの女の子は可愛かったし、バンドのシーンの迫力もまずまずだったし、家族愛や友情もさりげなくいい感じに出ていたのでいい作品ではあったと思う。
ドラムライン [DVD]