「マッハ！」を観た

予告通り、映画「マッハ！」をDVDで観た。
ＣＧなしの命懸けムエタイアクション映画とのことで、確かに命懸けの大真面目アクションいっぱいだった。
タイの田舎の村で大切にされていた仏像の頭部が盗難に合い、寺で育ったムエタイ達人の若者が大都会バンコクへ行って仏像の頭部を取り戻すべく奮闘する話である。
ジャッキーチェンの香港アクション映画にもひけをとらない街中での逃走＆アクションシーンや主人公の確かな技能によるムエタイでのファイトも素晴らしかったのだけど、単純に映画として評価するなら60点くらいかな。
よくできた映画なのだけど、ストーリー自体は普通にどこかにありそうな話だったし、確かにアクションは凄いものの斬新さはそれほど感じなかったのだ。。。
それよりは、タイ映画らしい田舎の情景やバンコクの怪しい町並みとか、チンピラ生活を送る脇役の描かれ方とか、逃走シーンで三輪タクシーが派手に活躍するトコロとかの方が私としては面白く感じられた。
格闘好きの人間なら違うツボだったのかも知れないけど。。。
あと、とある映画情報サイトの投稿で「主人公のセリフが棒読み」という指摘があったのだけど、実際見てみてもタイ語はわからないからそんなの全然気にならなかった。
確かハリウッド映画ではシュワちゃんや昔のキアヌ・リーブスあたりがそんな評判だったけれど、やはり一芸あると気にならないものなのかな？（シュワちゃんなら肉体、キアヌならあの顔から受ける独特の雰囲気が・・・）