中華街へ

予定通り、10時に迎えにきてくれた実家の車に乗って、一路横浜へ向かった。
まずはお昼に中華街でご飯を食べて、その後に水天宮へというルートだ。
運転してくれている父は事前に地図をチェックする慎重派なので、少なくとも道順については心配はないだろう・・・と思っていたら、横浜で高速道路を降りた途端に明らかに中華街とは違う方向に向かって車が進んで行ってしまった。
私の知らないルートをとっているのかな?でも・・・
「お父さん、この道って、ひょっとして直接水天宮へ向かってない?」
「うん」
「今日は12時に中華街のお店を予約しているから、先に中華街だよ?」
「えっ!?あー、うーん、待て。ああ、ダメだ、一方通行だ。」
どうやら母経由での伝言がうまく伝わっていなかったらしい。
中華街周辺は一方通行の道が多いので、しばらくクルクルとナゾのドライブを繰り返し、それでもなんとかオンタイムで到着。
予約したお店は、正直さほど高級店でもなければ味で評判というわけでもなかった。(と思うのは私の情報不足?)
それでも決定打になったのは、店舗が大きめで予約がラクそうだったのと、和室の個室があったためだ。
赤ちゃん連れでゆったり食べたいなら、和室&個室がベストでしょう。しかし、欧米では乳児連れの外食ってどうしてるんだろう・・・?
通してもらった部屋は乳児含む5人で使うにはかなりゆったりしたスペースで、ちーちゃんを安心してハイハイさせられる清潔さも備えていた。
また、母がいきなり
「赤ちゃんでも食べれるようなお粥ってありますか?」
と無理な注文を出したにも関わらず、店員さんは快く承知してくれて、おそらくはメニューにないお粥を出してくれた。
ものすごくキメ細やかな粒のおかゆで、中には白身魚が入っていた。薄〜くダシが効いているけれどしょっぱくはない。美味しいなあ。なんだろう?
正直に言うと、一番安いコースをお願いしたせいかも知れないけれど、大人向けの料理はすごく美味しいという程ではなかった。それでも、早起きして支度して、2時間ドライブして暑い日差しの中を人混みの中を歩いてきて、落ち着いた場所でちーちゃんも含めて楽しく食事をとれるというコト自体で結構お店も気に入った。
料理の名前は忘れちゃったけれど、スープと、何かのスペアリブと、温かいウーロン茶がお腹に心地よかった。
ちーちゃんは座卓の高さがつかまり立ちにベストな高さだったおかげで、楽しそうに机をがしがし掴みながら遊びまわっていた。
お料理が置いてなかったら座卓の上の回転卓で遊ばせたい衝動もあったけれど、やっぱりコレはやっちゃダメだろうなー・・・(^o^;
食事が終わってからはちょっとだけお土産屋さんを覗いて、ちーちゃんにチャイナ風の上下揃い服を購入した。サイズはまだ大きいけれど、さほど高くもなかったので先の楽しみに買ってしまった。本当は自分のも買いたかったけど、妊婦なのでやめておいた。
このお店も結構気に入った。よくある生地のチャイナ服だけではなく、浴衣みたいな涼しげな生地の服もあって、楽しく着られそうな服の品揃えが多かった。
また来年も家族で中華街で食事とかしたいなあ。その頃は子供二人か。
仲良し姉妹?姉弟?になってくれるといいのだけれど、年子は危険だってよく言われるんだよなあ・・・。