がんばれちーちゃん

前述のとおり、このところダラダラと暮らしているダメ母yaguuuだが、それでも娘の様子への目配りは頑張っているつもりだ。
そして、もうすぐ8ヶ月になるちーちゃんは、実際見ていると成長著しくて飽きることがない。
特につかまり立ちでは、壁や戸などにも上手にバランスをとって立てるし、テーブルや椅子の足、テレビ台、いろんな家具の棚、ソファなど、手に届く物体ならなんでもつかまる対象にすることができるようになった。
ただ、時々注意をしなければいけないのは椅子とベビージム。
椅子は座る部分が回転するタイプなので、ちーちゃんも一緒に回転して転倒することがある。ベビージムは比較的軽いので、ジムごと仰向けに倒れることがある。これらに掴まっている時はじっと様子を見守るようにしている。
それから、レアなケースではあるけれど、テレビ台。
テレビ台には強化プラスチックの観音開きの扉が付いていて、マグネットタイプで扉を押すと開閉するよくあるタイプなのだけど、ある日ちーちゃんはつかまり立ちをしていて、偶然片方の扉を開けることに成功した。
せっかく片方が開いたので、ちーちゃんは喜んで片手を扉の奥へ伸ばし、更にもう片方の手を開いた扉にもう一度突いた。
結果、再び閉じた扉に片手を挟まれてしまい、でも突いた手にかかる重心を逃がせずに脱出も叶わず、結果痛くて泣き出してしまった。
すぐに気付いて助け出してあげられたものの、
「うーん、器用なんだか不器用なんだか・・・」
と半分感心してしまった。
小さな子供の身に降りかかる事故とは、実際目の当たりにしてみないと想像だにしなかったケースが結構あるものだなあ、とつくづく思う。
でも、だからと言って子供の行動をあまり制限したりはしない。
出来る限り大きな事故のもとになるような危険を取り除いたり、いよいよ危ないかと思ったらそこで初めてストップをかけるようにしている。
今はなんでも勉強だと思うので、家の中にいる時くらいはちーちゃんの好奇心を優先したいのだ。
そして、いろんな行動から楽しいことも危険なことも起こり得るというコトを、少しずつ学んで欲しいと思う。
歩き方や走り方を覚えるなら、同時に転び方や転んだ時の痛みも知った方がいいと思うし、木に登るなら落ちる怖さを、乗馬するなら落馬のショックを知っておく方がいい。
血を見ないで済む方がラッキーだけど、血を見ただけでぶっ倒れるような育ち方でもいけない。
いろんな物事につきまとう楽しいことと危ないこと怖いことの両面を知ることで、初めてバランス良く成長してくれるんじゃないかと思う。
ただ、それはあくまでも大事に至らないように、家の中から、親の目が届くトコロから少しずつ。。。
そして、家ではなるべく自由にさせる代わりに、この先一人で歩けるようになって外で過ごす時間が増えてきたら、その時はいろんな場面で叱ったり止めたりするつもりだ。
そんな調子でとりあえず、我が家で一番最初に始める躾は「家と外は違う」ことを教えるコトからになりそう。
・・・こんなコトから、ふとちーちゃんが、いつかだんだん赤ちゃんでなくなってゆくんだなあっと、気がついた。
うーん、さびしい。
成長して欲しいけれど、気持ちは矛盾するなぁ〜〜〜。