選挙だね〜

近頃ワイドショーが珍しく政治ネタをトップにしている。杉田かおるの離婚ネタ話をどこかへ吹き飛ばしてくれる勢いなのは喜ばしい限りだ。
(自分がなまじバツイチなものだから、特に杉田かおるの往生際の悪さに他人事なのにムカついていたりする。一度ブログにアップしようとして挫折した・・・)
郵政民営化法案をきちんと精査していない私が言うのは僭越とは思うものの、今回の選挙は結構楽しみだ。
争点がハッキリしていて、珍しく本気で民意を問うためにやろうという選挙だという点が喜ばしい。
参院で否決された法案の為に衆院を解散したことに恨み言がいっぱいのセンセイが多いらしいけれど、別にいいじゃないか。(選挙資金については・・・ご愁傷様ですが)
実際衆議院だって薄氷での可決だったわけで、確か私の怪しい記憶では、参院で否決された法案は衆院に差し戻されて、そこで2/3の可決があれば参院での結果に関係なく最終的には可決に至ることができる・・・という話の筈。だから、改めて衆院郵政民営化法案を可決できるように、議員の2/3が賛成するような衆議院になるよう刷新したい・・・というのが内閣にとっての最終的な理想ではないか。
今回はその手前の内閣不信任うんぬんという名目で、衆院への差し戻しなんて時間をとらずにサッサと解散総選挙にしてしまったわけだけど、そういう目的がハッキリした選挙なら国民も参加し易いし、そのテの議論が沸いてくるうちに自然と法案の内容がニュースでいろいろ掘り下げられてゆけば、いい感じなんじゃないかと思う。
ちなみに野党陣営の方では
「消費税や年金問題景気対策など、もっと大きな問題があるのに・・・」
と不満げらしいけれど、まあ、確かにそうだとは思う。
でも、自民党の分裂の危機に乗じて議席増を狙いたくて、この話題で沸騰しているタイミングを歓迎しつつ解散したんだから(と私には見える)、解散のきっかけになった法案の話を今さら「その話は脇へ置いておけ」と言うのはちょっとムシが良すぎると思う。
それに、正直私も本当は年金問題の方が気がかりなんだけど、自民党内のあの反対勢力の元気さを見ると、
郵政民営化ってそんなに急ぐ必要はないと思うけれど、多分小泉内閣にその力があるうちにやらないと、他の内閣では多分永遠にお蔵入りさせられちゃいそうかなー?」
と思ったので、今回は賛成派に勝ってもらえる方がいいように思える。
・・・なんて言ってはみたものの、そんな安易に考えちゃっていいのかな?ヤバいのかな?
私は法案の原文を読むほど真面目な国民ではないけれど、新聞やテレビのニュースは一応それなりに読むよう努力するつもりなので、9月11日までにもっといろんな情報が出揃ってくれると嬉しいなあ。。。