まだ1つだけしか読んでないけど

数ヶ月前に劇場公開された映画「サウンド・オブ・サンダー」が気になっていた。タイムトラベルを題材にしたSFらしく、予告編は私の好みだった。
でも、どーも微妙に観た人の感想が冴えない感じだったので、DVDレンタルを待ちつつ古本屋で原作の文庫本を買ってきてしまった。
原作はレイ・ブラッドベリの短編集(私が購入したのは「太陽の黄金の林檎」)の中の一編、゛サウンド・オブ・サンダー゛だ。
取り敢えず他の作品をとばしてそれだけ読んだ。
・・・・・・うーん、面白かった。
そうだよなあ、タイムトラベルして恐竜狩りだなんて、リスクだらけだよねぇ。
私だったらタイムマシンが開発されたとしても乗らないなあ。
だって、今いる時間から別の時間に行けるなんて、自分の人生がすごくつまんなく思えてきそうだから。
未来が来るべくして来るものがハッキリあるなんて認識してしまったら、全てのものが静止した三次元ジオラマみたいな鮮度のないものに思えてしまいそう。
ちなみに小説の終わり方の文面は、SF小説を読み慣れていない人には何がなんだかサッパリなんじゃないかと思ったけれど、私の予想としては、エッケルス(過去でヘマをした本人)はペンキのマークを付けられた恐竜と同じ扱いを受けることになるんじゃないかと考えた。
※ネタばれしないように説明しようとすると、結局不完全燃焼な言葉になるなぁ。サッパリ意味がわからなくてイライラした方がいたらごめんなさいm(__)m
もし誰か原作を読んだ人、映画を観た人で「いや〜、それは違うぞぉ〜」という方がいましたら、是非コメントいただけると幸いです。(^_^;

太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)

太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)