保育園への道のり

実は、先日保健センターからお手紙が届いた。
封筒に入れられていた書類のタイトルは、
保育所入所不承諾決定通知書”
だ。
カッタイなぁ〜。
入所できなかったことをお知らせする文書にまでそんな書類名を付けなくたって、棒アイスの棒にあるみたいな
”ハズレ”
って表記してくれれば十分なのに。
理由は当然「空きがないから」。しかし、どうせ空きができても私は6時間勤務のお仕事なので優先度も低いのサ。(-_-;
限りある入所定員枠だから、優先順位が付けられてしまうことは仕方がないとは思う。
でも、その順位の付け方の理由の中に、就業形態を含めるのはちょっと違うんじゃないかとも思う。
自営業だって勤務時間が少なくたって、みんなそれぞれ理由があって仕事をしているのだから、それにケチを付けるような順位付けはどうにも納得できない。
せめて、保育園に入れないまま他の方法で託児サービスを利用している世帯に対して相応に何らかの補助をして欲しい。
保育園に入れた世帯は市の補助金によって金額を抑えてある保育サービスが受けられて、保育園の枠からあぶれた世帯は全部自分でなんとかするか、働くことを諦めないとダメだなんて不平等だ。
・・・おおっ、文章にしてみると、ちゃんと考えがまとまるモノだなぁ♪
まあ、そんな演説をぶつつもりなんてサラサラなかったものの、今日はせっかくポリオで保健センターへ足を運ぶ機会に恵まれたので、ついでに窓口で保育園に関する相談を受けてみた。
「やっぱり、yaguuuさんのお住まいの近辺は、急速に保育園の需要が高まっていて、現状が追いつかないんですよねぇ」
窓口に出てきてくれた担当の方は、きっともう既に何度か誰かに話したことがあるんじゃないかという内容をとつとつと説明してくれた。
私としても別にクレームを付けたいわけではない。
ただ、保育園に入れない場合の救済措置や、今後の見通しなどの情報があれば欲しいのだ。
そのへんを改めて聞いてみると、
「まず、市としては今後公営の保育園を新規に作る計画はないです。民営化の方向で進めるのとともに、現在ある民営の保育園を市が認可するというのが今後の市の方針ですね」
あああああ、うちの地域は絶望的だぁ(>_<)
・・・と、思ったら、続いてこんな言葉が出てきた。
「ちなみに今年の夏に○○駅(自宅から半径500mにある駅)の近くに、民間の保育園がオープンする予定があります」
おおおおおおっ!
なんか、建設予定地があるというウワサは聞いていたけれど、オープンの情報を聞いたのはこれが初めてだ!
しかも保健センターで聞いたという状況を考えるとかなりカタイ情報だぁ♪
結局現状に対して物理的に何か救われるような話は出なかったけれど、入所希望の保育園をなるべく確率が高いところにちょこっと変更するとともに、今後しばらく保育園の情報のアンテナの感度を上げて様子を見ることにした。
認可外保育園はもともと私も構想外にしていたわけではなかった。
けれど、この話を実家の母にすると
「認可外なんて危ない、やめなさい。そんなところに預けるくらいなら私が二人のお世話をするから!」
と言われてしまうのだ。
でも、そう言う一方で母は
「早く保育園に入れるように手続きしてね〜。2人とも可愛くて一緒にいると幸せだけど、やっぱり体力的には自信ないから」
とも言ってくる。
お願いだから、そういう矛盾したリクエストはしないでよぉ〜っ(>_<;
こちらは2人のお世話をお願いしている立場だから、どっちのリクエストに対しても今のところは曖昧に「うん、そうだよね〜」と応えてしまっているけれど、そろそろなんとかしなければ。
それに、やっぱり今住んでいる地域は待機児童数が多すぎる。
だからもしかすると、民営の保育園を認可するケースの初期モデルがこの地域で発生する可能性も高いんじゃないかという気がする。
(今住んでいる地域は、大型マンションや建売住宅の竣工ラッシュで、若い夫婦世帯が急激に増えているのだ)
そう考えると、逆に認可される前に民営の保育園に入っておけば、市の優先順位とは関係なく認可された後も利用できてラッキーになるなんてコトもあるかも知れない♪
・・・ちょっと楽観的過ぎるかな?
お役所仕事だから、2〜3年ですぐに認可されるなんて話も有り得ないだろうし。。。
まあとりあえず、次の週末あたりに建設予定地があるというウワサの場所を探してみて、多分建てている最中の筈の保育園をチェックしてみよう。
認可保育園への道のりは遠いとしても、保育園の場所くらいは近いといいなぁ。