「ダニー・ザ・ドッグ」を観た

DVDでの鑑賞。
まあまあ・・・面白かったかなぁ。
ただ、あまりなさそうなシチュエーションなので、感動や感銘といった感じはあまりなく、なんとなく「頑張れジェット・リー」な映画。
幼い頃から(多分小規模な集まりの)ヤクザの親分に”犬”扱いで育てられたダニーが、親分が他のヤクザに襲撃されたのをきっかけに外の世界へ逃げ出し、そこで出会った優しい普通の人たち(モーガン・フリーマンが演じてる)に家族同然の扱いを受けるうちに、人間らしく自分を取り戻してゆくというお話。
犬扱いで育てられたというワリには、なんでそんなに強いんだ!?というジェット・リーと、仕事のトラブルで何度殴られても銃で撃たれても大型トラックで突っ込まれてもなんで生き延びているんだ!?というヤクザのおっさんと、どちらが凄いかが実は見どころなのかも知れない。
ジェット・リーが好きな人なら見ておいて損はないと思うけれど、この映画でのジェットは(設定からして当然そうなっても仕方ないだろうけれど)自閉症的雰囲気の少年っぽいキャラなので、カッコいい彼が好きな人にはちょっと複雑な気持ちになる映画かもしれない。
評価としては60点。