車が無事帰還

本日午前中、ちょっとぶっきらぼうなおじさんの声で留守電が入っていた。
「車の修理が終わりました〜。××××・・・・・・ピー!」
車の修理をしてくれた工場からの電話だった。
一番大事な用向きはわかったけれど、雑音で後がわからず、こちらから折り返し連絡をすると、
「今日のうちなら無料で車を自宅まで届けられます。修理費は3万3千円です。」
とのことだった。バンザーイ♪♪♪
私が自宅に戻れる午後5時半に車を届けてもらえるよう約束し、電話を切った。
ああ、良かった〜〜〜(^o^;
正直週末は車がないことで結構いろいろ不便だった。今住んでいる地域で買物や育児に関わる用事をこなすには、車は重要なアイテムだということを再認識したところだった。
この時期バタバタしていてブログに書き損ねてしまったけれど、実は土曜に直接修理工場に足を運んで車のことについて相談をしていた。
2年前のトラブルと今回のトラブルが似ているため、この車自体に何か欠陥がある可能性はないか、こういうトラブルを発症するクセがこの車にあるのか、この車を信用して乗っても大丈夫なのかを聞きたくてわざわざ訪ねたのだけど、前回のトラブルでの修理内容の明細書を大事に持っていたのが参考になったようで、
「多分今回もコレと同じ対処をすることになります。まあ、やっぱり、そういうクセがあるということですかねぇ。」
と言われてしまった。トホホホホ(ToT)
オルタネーターに絡むベルト類の劣化のサイクルが、この年式の車に使われているヤツはやや短いようだ・・・という結論らしい。
まめにベルトの状態をチェックしながら使えば、突然バッテリー上がりになるという状況は回避できるかもしれないとのアドバイスをもらい、
「部品が届けば1日で仕上げますよ」
と言ってもらっていたのだけれど、実際月曜に部品が届いて今日直ったという次第だった。
ルンルン気分で仕事を終えて帰りの電車に乗ったのだけど、予定より1本遅い電車に乗ってしまい、
「まあギリギリ5時半に帰れるかなー」
と呑気に車窓から景色を眺めていたら、自宅近くの道路を我がワゴンRが走っているのを目撃してしまった。
あー、きっちり時間通りに来てくれたんだぁ。
・・・って、駅に到着してすぐ焦ってダッシュで自宅へ。
整備士のダンナさんと事務方をやってる奥さんが一緒に車を届けにきてくれていた。
相談に乗ってくださったこと、早く仕上げてくださったこと、わざわざ届けにきてくださったことにお礼を言って、手土産にありがちで恐縮ではあるものの○ージーコーナーの焼き菓子セットと共に、代金をお渡しした。
「ベルトの締めなおしくらいだったらいつでもタダでやりますから、何かあったらまた来てくださいね〜」
としっかり営業の言葉を残して、2人は去っていった。
今回お世話になった整備工場は保険会社からの紹介で使っただけのご縁だったのだけど、直接工場に行ってみてつくづく大変なお仕事なんだなぁ〜と実感させられた。
言ってはなんだけど、工場は多分、震度6地震が来たら崩壊しそうな怪しい建物だった。もし崩壊しなかったとしても、屋内にいたらいろんなモノが頭上から降ってきそうでコワイくらいの雑多な道具がそこかしこに所狭しとある状態で、事務所はその工場の2階にあって、ちょっと古めのプレハブの部屋だった。
整備士はもしかしたら旦那さん一人だけなのかもしれない雰囲気で、保険会社から今回のような依頼があれば、24時間対応でこのあたりの地域を移動して回るらしい。
なるべく稼げるようにと、他の業者が休むようなお盆やお正月も働いているとも言っていた。
ところで、この整備士さん(推定年齢50歳)のいでたちがとてもとても特徴的で、ちょっと忘れがたい雰囲気の持ち主だった。
健康的に日焼けしていて、仕事柄のせいだと思うけれど、なんとなく煤けた顔をしている。
頭は基本的に禿げていて、両サイドと前髪に白髪交じりの天パの髪が残っている。
鉄腕アトムに出てくる御茶ノ水博士の体格をもっと良くして鼻筋をやや通してあげたような感じ。
仕事で着ているツナギがハマリ過ぎていて、このカッコ以外は何を着てもしっくりこなさそう。でも、このツナギは一張羅ではないようで、今日見たツナギと前回見たツナギは確実に色が違っていて、どちらもやや明るい色をしていた。実はツナギコレクターなんてコトがありそうな気がする。
喋りはぶっきらぼうで、営業的なコトは苦手そうなのだけど、仕事は実直にマニアックにやりそうな雰囲気だ。
ううううう〜ん、どう言えばこの人の雰囲気が伝わるものかなぁ・・・?
なんというか、メカ系アニメのメカニック担当キャラを並べて紹介して、
「コトセット、キャオ、マードック、アストナージ、榊のおやっさん、ジョリバ、『足なんて飾りです!』ってシャアに言ってたお兄さん、それから○○○オートのおじさん・・・」
なんて混ぜて紹介しても浮かなそうというか。。。
単純に工場のキレイさ加減からすると、実家の父が利用している整備工場の方が全然よさそうなのだけど、このおじさんのキャラにつられて、何かあったらまたお世話になってみてもいいかも知れない気がした。
・・・とはいえ、お世話になるようなトラブルが起きないでくれるのが本当は一番いいんだけどね。やれやれ。。。