人間ドック、行ってきました!

申し込む前はまる1日かかるものかと思っていたのですが、事前に説明されたとおり、10時前に受付をして、12時前に全て終わりました〜。
忘れないうちに文章にまとめておいて、来年また受けるときの参考にしようと思い、早速アップです♪

今日のことはとりあえずとして、まずは事前の準備。
小学生の頃以来になるんだろうか?検便をした。
しかし、昔(20年くらい前か?)のような耳かき1さじみたいな感じではなく、人間ドックを申し込んだ3日後にシャーペンの芯を入れるケースくらいのサイズの入れ物が2つ郵便で送られてきた。
中を開けるとフタの側に細い楊枝みたいな棒が付いていて、それぞれ検査前日と当日にもよおした際に、その棒でウン○をツンツンしてもとの入れ物に戻して、密封パックに入れて提出するというものだった。
雰囲気的にはシンプルな感じになっていいなぁとは思ったものの、やはりサンプルを摂る手間そのものは変わらないなぁ〜と思いつつ実践。このところの毎日のお通じが順調で良かった。
心配していた生理はセーフの状態で無事病院に到着。
受付で事前に書いたアンケートと検便したヤツを渡し、「まずは提携している婦人科の病院へ行ってください」と言われた。
今回お世話になった病院は検診専門の病院なのだけど、規模はあまり大きくなく、テナントに病院ばかりを集めたビルの1画にあり、婦人科検診の部分は同じビルにある他の病院の協力を仰いでいる。こういう時、近頃流行りの病院ばっかりがテナントのビルっていいなぁ。ついでに歯科検診と耳鼻科検診も入れてくれてもいいんだけどナ。
ということで、歩いて15秒の婦人科へ。
この頃流行りたいとガンバっている婦人科や産婦人科は概ねこういう趣向になるのだろうか、待合室はどこかのサロンみたいな風情のキレイさだった。
ここではまず、触診による乳がんのチェックから始まった。
仰向けに寝転がった状態で、ゆるいマッサージみたいな触り方でしこりの有無を確認された。
自分でもやれそうな手技なのか確認しようと思ったのだけど、思った以上に丁寧で細やかな触診だったので「これはマネできそうにないな〜」と断念。よく、自分でできるチェック方法の説明だと座った姿勢でやっているのを見るけれど、寝転がってやる方が基本的に胸が平坦っぽくなるから解り易いのかなぁ〜なんてコトを考えた。
続いてエコーで子宮をチェックし、子宮頸がんを調べるための検体を採取された。
当たり前な話ではあるのだけれど、この膣エコーって今までは妊娠中のものしか見ていなかったんだよねぇ。
なので、妊娠中ではない、膨らましていない状態の水風船みたいな形の子宮を見るのはちょっと面白かった。妊娠していると、自分の子宮の形なんかよりも中の子どもの映像部分ばかり気にしちゃってたからね。あと見てたのは切迫早産をやったから、子宮頚の長さくらいか。しみじみ〜。
「特に問題はないですよ〜」
とカンタンに言われて婦人科は終了。
アレ?マンモは?と思って確認したら、それは最初に受付に行った方でやるのだとのこと。そうすると、マンモの結果レポートは後日郵送で送られる分になるのか。ちょっと残念。
再びもとの病院に戻り、今度は恒例の検査専用コスチュームにお着替え。健康ランドで使われそうなスタイルの、上着は半袖、下は七分丈のズボンでゆるめの地味な服だった。
コレ以降はわかりやすく、受けた順に箇条書きで書くか。

1.検尿へ行く
先にやった婦人科検診の前後にうっかりトイレに行かないでヨカッタ。

2.血圧と採血
しょっぱなから少し驚いたのは、自分の血圧が120〜78と言われたこと。
2人目を出産する前までは、最高はせいぜい100〜110だったのに、いつのまにそんなになったのだろう?
これも加齢による変化なのか?(*o*;
採血は案の定今回もどこから摂ったらよいか迷う看護婦さん。いいですよ〜、いざとなればどこからでも構いませんよ。
・・・と思ったら、いざやってみれば案外フツーな場所からすんなり摂ってもらえた。そこはやっぱり検診専門のベテラン看護師さんってことかな♪

3.身長・体重測定と体脂肪測定
チラリと見えた体脂肪率は27.8%だった。うはははは(^o^)丿笑ってやる!
あ、それから腹囲も測られた。これはきっと、今注目を浴びているメタボチェックだね。

4.心電図
診察台にゴロンとなって、足・手首・胸あたりから出ているらしい波動を測る、例のヤツ。
こうして書こうとしてみて初めて、コレの内容をあまり理解していない自分に気付いた。
まあ、多分正常であれば、これらの部位から返ってくる反応はきちんと連鎖している筈であって、それがおかしいコトになっていないかを診るのだろうなぁ。

5.視力検査
両方とも裸眼で1.0だった。悪くはないけれど特別いいわけでもないな。これからも目は大事にしよう。

6.聴力検査
片耳ずつ、普通の高さの音と、高い音を聞かされた。受けてみた自分の感想としては、左の耳は右よりも鈍かったような気がする。

7.眼底検査
多分、強い光を当てた状態で写真を撮って、網膜などを診るのだと思う。片目ずつ実施。1分弱くらい残像が残って視界がボヤ〜ンだった。
☆☆☆
ここでちょっと待たされる。
これまでの内容だと、(婦人科以外は)通常の年1回の集団健康診断を若干丁寧にした程度でしかない。
先が楽しみなのになぁ〜。
・・・と思っていたら、なにやら忙しげな様子で60代中盤と思われるおじいちゃん先生がやってきた。
そして検査再開。
☆☆☆
8.エコー
今回はお腹にゼリーを塗ってグリグリするエコー。
腎臓とか肝臓とか脾臓とかを診て回ってくれた。
臓器そのものについては問題があるような指摘はなかったのだけど、若干世間話的な問診を交えて、
「やはりお腹の皮下脂肪が大目ですね〜。このへんだと普通は2cmくらいがいい感じなのですが、2.5cmくらいの厚みがあるかな。」
「ああ、やはりそうですか。」(笑うしかない自分)
「あと、肝臓の下にあるこの白い線の位置、脂肪がなければもうちょっと上の方にあるのが普通なんですよ。やはりちょっと脂肪がついてきてますね。
まあ、食事で改善できる程度だと思いますので、頑張ってくださいね。」
「ハイ」(笑)
そうよね、いつかやらないとと思っていたんだし、医学的所見もついて指摘された今日こそ、対処を始めないとね!
☆☆☆
その後また少し待たされて、今度は女医さん?女性の検査技師さん?が私の名前を呼んだ。
招かれた部屋には3台の機器があった。
「ここでマンモグラフィとX線とバリウムの検査をやります」
とのこと。
おおっ、ここに私が興味津津だった全ての検査項目があったのかっ!
☆☆☆
9.マンモグラフィ
以前、テレビでこの検査を紹介されていた時のものは、検査される側は座っていて、わりとフツーに構えていて胸を挟まれてゆくという具合に見えたのだけど、ここのは全然違った。
首の角度が変わるモンキーレンチみたいな動きをする大きな機械で胸を挟むのだけど、検査される私自身は立った状態で、X線照射を行う都合のためか、本来普通の姿勢で自分の頭を置いておきたい場所には透明のカバーがあり、機械に向かって自分の体は前を向いているのだけれど、顔だけはカバーを避けて、機械からやや顔を背けた状態にしなければいけないという、妙なポージングにさせられた。
その上で、片方ずつ、なるべく沢山挟んだ状態になるように乳房周辺を圧迫されるのだけど、乳房が痛い度合いについてはさほどでもないものの、圧迫されるに従って引っ張られることになる胸周辺の肉がひきつれていって、コレが痛かった。
できる限り決められたポジションに胸が配置されるようにと、検査技師(?)のお姉さんがブラジャー売り場の店員さんのように私の胸周辺の肉を検査台へと集めておいてくれたのだけど、そうやってもともと事前に肉が集められていた上に、最終的には機械で圧迫されて更に引っ張られる状態なのが結構しんどかった。
多分・・・これは、このお姉さんがあまり上手な人ではなかったせいではなかろうかという印象。
(という弁明をつけて、検査機器の写真をアップ)
これを、片乳それぞれ縦の圧迫・横の圧迫で1回ずつ、計4回撮影した。
予想よりはちょっと疲れた。。。

10.胸部X線
普通に、「はい、息を吸って〜、吐いて〜、はい、止めてください」のパターン。
とはいえ私的には、この検査については10年ほど前に、全身蕁麻疹でクラクラしている状態でこの指示を出されて従ったら気を失って倒れたという思い出があって、毎回ちょっとだけ緊張する。

11.バリウム検査
これを飲んで、初めて中年の仲間入りを果たすような気がしていたコレがついに来た!(笑)
・・・なんて思っていたワリには、自分の知識が全くの片手落ちであったことを今回しっかりと実感させられる結果になった。
私は単純に、バリウムを飲むだけだと思っていた。
ハイ、知ってる人はココで笑ってやってください。
実際にはバリウムは胃の形を映すために飲むものであって、その前に胃を膨らませるための発泡剤を飲まなければいけなかったワケである。
ということで、まずは縦になった状態の検査台に立つよう指示され、大匙1杯くらいの顆粒の発泡剤とちょっとのお水を渡された。
「発泡剤を先になるべく水なしで喉の奥まで飲み込んで、その後、水を飲んで全て流し入れてください」
と言われた。
うーん、この顆粒、粒が大きいなぁ・・・と思いつつ、なるべく水ナシで飲み込める分は飲み込んでみようと口に入れたら、口の中の水分で既に粒が反応し始めてしまい、喉のあたりが痛苦しくてゲホゲホ言ってしまった。それでも戻すまいと頑張って飲み込んでから水を飲んだら、なんとか全て流し込むことに成功。
ゲップは抑えないといけないと思って手で口を抑えてみたものの、とりあえずゲップが出る気配はまだなく、差し出されたバリウムのコップを受け取り、
「じゃあ、1口だけ口に含んで、指示があったら飲み込んでくださいね」
という指示に合わせて2回、少しずつバリウムを飲んだ。
発泡剤を飲んだ時に痛かった喉がまだひっかかるものの、ここまでは問題なし。
「では、残りのバリウムを全部飲んでください」
と言われて、バリウムを全て飲んだ。気分的に多いという印象を持ってしまったのかも知れないけれど、分量としては150ccくらいあったんじゃないかという気がする。そして、バリウムドロ〜ンとしていてなかなか喉へ進んでいってくれない。
ようやく飲み切って「ホッ」としたら、それがいけなかったらしく、胃の奥からグエ〜ッと大きなゲップが出てきてしまった。
あまりに勢いがあり過ぎて止め切れなかった1回きりのゲップだったのだけど、アレで全部ゲップが出切ってしまったような気がする。無念〜!(>_<)
そこから先は気が抜けた分余計な力も抜けたのが良かったのか、そんなに苦しいこともなく、勝手に縦になったり横になったりする検査台に体を預け、言われるまま右側だけ腰を持ち上げたり左側だけ腰を持ち上げたり、検査台はさすがに回転はしないので、自分が右回りにゴロンとしたりして、どうのこうので終了。
最後にバリウムを体から排出するための下剤をもらい、どうせなら早く効いて欲しいのですぐに飲んだ。

12.問診
〆に残ったのはコレ。名前を呼ばれて慌てて診察室へ向かったら、右足に履いていたスリッパだけが先に診察室へ飛んでいってしまった。(笑)
今日検査した内容の細かい結果が全て問診の資料として揃っているわけではないけれど、とりあえずX線の写真だけは見させてもらえる状態になっていた。うーん、我ながら、鎖骨はキレイだ。(というか、キレイでない鎖骨って、骨折以外であるワケないか・・・)
それからお約束のように聴診器でモシモシしてもらい、
「今日わかる範囲の検査結果と、これを診る限りでは異常ありません。特に問題はないですよ〜。」
と言われ、本日のメニューは全て終了となった。
ただ、そういえば、と思いたって聞いてみた。
「今日、バリウム検査のあとに下剤をもらって飲んだんですけれど、このあと映画とか美容院とか行くのって・・・」
「あまりおすすめできませんね」(笑)
と言われてしまった。
本当は今日、アンナさんに「遊ぼ♪」と聞こうかと思っていたのを終了時間に自信がなかったのでやめておいたのだけど、それ以前にコレを考えるとやめておいて正解だったことに気がついた。やっぱり近頃アホっぽいな、自分。。。

そして受付の人から
「およそ2週間後に郵送で結果が届きます」
と伝えられて、病院を出た。

”食べちゃダメ”と言われた分だけ食べたい気持ちが膨らんでいたので、パン屋さんでパンを買って、「水分をよく摂ってください」と言われたのでお茶を買って帰宅。
パンを食べながら、下剤が効くまでおとなしく家でネットでもしようと思い、現在に至る。
飲みつけない発泡剤を飲んだあたり以外は、人間ドックは結構楽しかった。
今の勤務地に来年もご縁がある状態が続いていたら、また同じ時期に受けてみようと思う。
その時の私の体重は、できればマイナス5キロあたりでありたい。。。(-_-;

追記:
そうそう、最後の最後の楽しみがあったのだ。
※自粛のため折りたたみ&文字色変更します
お食事中の人にはごめんなさい。
バリウムを飲んだ後、無事に体外へ排出される際には白いウン○が出るとの説明を受けた。
もしなかなか出てこない場合には、更に下剤を飲んでくださいとも言われていた。
正直言って、乳幼児でもなくノロウイルスにやられているでもない私が白いウン○をするのって、ちょっと興味津津だった。
アホな女でつくづくすみません。。。
12時前に下剤を飲んで、お腹がそれに応えたのは午後2時頃のことだったのだけど、どんなん?どんなん?とちょっとワクワクしておトイレに行ったものの、水そのものが白く濁ってしまい、白いウン○の存在を確認することはできなかった。
うむー、ちょっと残念。