我ながら偉そうな持論をぶつ

ぶっちゃけ、どんな男の人も、たぶん、一生に1度かそれ以上の頻度で、
「とんでもないブスにでも落とされてしまう」
くらい、心が弱くなる時がある。
心が弱くなっている時に優しくされると、それだけで優しくしてくれた相手に惹かれてしまう。
男の人の多くは、そういう単純で純粋でもろい部分を持っている、と私の40年の統計データは示している。
正直自分は女として下の中あたりだと思うのだけど、自分がそこそこ好意を持った男性に対する観察眼は結構鋭くて、相手がそういう状態であることに気付くと(計算じゃなくて、実際好きだから放っておけなくて)とっさに助け舟を出して、結果自然と距離が縮まるという展開になるパターンがよくあった。
ただ、そういう展開からの恋愛の悲しいところは、相手は私に対して大して興味を持っていなくても、私に甘えたくなったから交際に進展して、結果、私の方は最初の頃こそ相手の「単純で純粋でもろい部分」を好意的に思っていても、交際が続くほどに「バカな部分」も見えてきて、最終的には相手が自分の素を殆どさらけ出して甘えるようになった頃に私が疲れるかドン引きして冷めて別れを切り出す、というオチで終わる。
今回は、展開のないまま観察する日々だけが続いているからヘンな感じなんだけど、普通に独身同士だったら結局いつものオチで終わったケースなんだろうな、と思っている。
たぶん、私はホントはそういう弱い部分が先行してしまう男じゃなくて、金本さんみたいにストイックで強い部分がメインの男の人を好きになってとことんお付き合いしたら幸せな恋愛(と結婚?)ができたんじゃないかな、なんて思ってしまう。(マッチョ好きの所以)
あ、ただ別に結婚したいという願望そのものは今も昔もほぼないのだけど、どうせするんだったら、という意味で。
あー、やっぱり、自分にまつわる恋愛や女くさい状況の展開って、性に合わない、面倒くさい、嫌い。