投げ出す人について考える

たとえば、イジメに遭って自殺するとか、三角関係のもつれから誰かを殺すとか、借金まみれになって夜逃げするとか、何かの事情で自分の名前や家を棄てて浮浪者になるとか、とにかく明日の自分の希望を手放す人の話はいろいろある。
でも、その事情を第三者として聞くと、
「なんでそんなコトで?」
って、自分はよく思うし、他の人もそう思うことはよくあると思う。
人の命より大事なの?家族より大事なの?自分の生き様がそんなになって、その代わりに何を守れたの?何がしたかったの?
思いつめて、その結果人生を投げ出す人は、きっと、そこまで追い詰められるまでの間にどんどん周囲が暗く見えてきて、視界が狭くなって、足元もおぼつかなくなってしまっているんだろうな、と思う。
光を得ることができたら、実は足元にはちゃんと土があって、目の前の景色はもっと開けていることに気がつける筈なのに。
だから、ふいに自分の周囲が壁とか暗闇とか落とし穴の中みたいに感じることがあったら、そんな自分をちょっと離れた場所から見る、別の自分を想像してみる。
「なんでそんなコトで?」
と、別の自分でネガティブな自分を突き放してみる。
そうすると、とりあえずそのネガティブな自分は恥ずかしくなってどこかにコソッと隠れて、隠れているうちに霞んでいっていつの間にか消えてくれたりする。
たまにそんな感じのパターンがあるのだけど、自分って、実はあぶないんだろうか?
文章にしてみたらヘンな感じがしてきた〜〜〜(^o^;