年をとったということか

自分は小学生の3年生か4年生くらいから新聞を読むようになったのだけど、実家にいるときも、一人暮らしを始めたときも、結婚した今でも東京新聞を読んでいる。
今朝もいつものように新聞を広げたら、いつもの干支別占いの欄がなかった。
あれ?
と思ったら、”お断り”という見出しの小さな四角の中に、
「1953年以来執筆していた方が死去されました」
との文章があった。
1953年・・・私が生まれるより17年も前から連載していたんだ。
毎日当たり前のように読んでいたものだから気づかなかったけれど、それってすごいことだったんだなぁ、としみじみ思った。
なんというか、占い、というよりは実は格言みたいな感じの文章を書いていて、
昨日の戌年
”怒る心は闇となり謝る心に光が射す”
という内容だった。
ヘタに具体的な予言みたいな文章の占いより、こっちの方がなんとなく好きだった。
そうかぁ、60年じゃあ仕方ないけど、惜しいなぁ。
どこの誰だったのか知らないままだったけれど、心からお悔やみ申し上げたいです。